キャッシュレス決済を導入したいと思っても、「端末は何が必要?」「Airレジも一緒に使うの?」「毎月の固定費はかかる?」と、調べるほど疑問が増えることがあります。
Airペイは、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済をまとめて受け付けられる店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。初期費用・月額固定費・振込手数料は基本0円で、通常はiPhoneまたはiPadとカードリーダーを組み合わせて利用します。Airレジは別サービスなので、Airペイだけで始めることもできます。
さらに、対応iPhoneだけで主要カードのタッチ決済を受けられる「Airペイ タッチ」や、決済リンクを送れる「Airペイ オンライン」も用意されています。Airペイのオンライン決済について、手数料・使い方・定期決済・Airレジとの関係まで詳しく知りたい方は、Airペイ オンライン決済の詳しい解説をご覧ください。店舗の会計方法に合わせて、必要な機能を選べるのがAirペイの特徴です。
この記事では、Airペイの仕組み、端末、料金、Airレジとの違い、申し込み・審査、使い方まで順番に整理します。個人サロンで導入した場合のメリットだけでなく、回数券や高額コースを扱う際の注意点も含めて、自店に合うか判断できるところまで解説します。
| 項目 | Airペイの要点 |
|---|---|
| サービス | 店舗向けキャッシュレス決済 |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額固定費 | 0円 |
| 振込手数料 | 0円 |
| 主要カードの決済手数料 | 通常3.24%、条件を満たす対象ブランドは2.48% |
| 必要な機器 | 通常はiPhone/iPad+カードリーダー |
| Airペイ タッチ | 対応iPhoneだけで主要4ブランドのタッチ決済に対応 |
| QRコード決済 | 現在はAirペイアプリ内で利用 |
| Airレジ | 必須ではない。連携可能 |
| 店頭売上の入金 | 金融機関により月3回または6回 |
| カードリーダー | 条件を満たす1台目は貸与料金0円 |
月額固定費を抑えながら、カード・電子マネー・QRコード決済をまとめて導入したい方は、Airペイの最新料金と対応決済を公式サイトで確認できます。
- Airペイとは?Airレジとは別のキャッシュレス決済サービス
- Airペイはどう使う?通常Airペイ・タッチ・QR・オンラインの違い
- Airペイのカードリーダー・端末|2026年は新型へ切り替え中
- Airペイの料金|初期・月額0円、決済手数料は3.24%が基本
- AirペイとAirレジを連携すると何が変わる?
- Airペイの申し込み・審査|個人事業主・開業前でも申し込める
- Airペイの使い方|店頭会計の基本的な流れ
- Airペイを個人サロンで使うメリット
- Airペイのデメリット・導入前の注意点
- Airペイで回数券・高額コースは決済できる?
- Airペイの評判・口コミは?
- Airペイが向いている店舗・他社も比較したい店舗
- Airペイについてよくある質問
- まとめ|Airペイは固定費を抑えながら幅広い決済を導入できる
Airペイとは?Airレジとは別のキャッシュレス決済サービス
Airペイは、リクルートが提供する店舗向けキャッシュレス決済サービスです。
クレジットカードに加えて、iD・QUICPay・楽天Edyなどの電子マネー、交通系IC、PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイなどのQRコード決済にも対応しています。施術代だけでなく、店販商品の会計にも利用できます。
「現金以外の支払い方法をまとめて用意したい」「固定費はできるだけ増やしたくない」という個人サロンでは、有力な候補のひとつです。
Airペイはカード・電子マネー・QRコード決済に対応
主な対応決済は次のとおりです。最新の対応ブランドは、Airペイ公式の決済サービス一覧でも確認できます。
| 区分 | 主な対応ブランド |
|---|---|
| クレジットカード | Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、UnionPay(銀聯) |
| 電子マネー等 | iD、QUICPay、楽天Edy、Apple Payなど |
| 交通系IC | Suica、PASMO、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけんなど |
| 国内QR | COIN+、d払い、PayPay、au PAY、楽天ペイ、J-Coin Pay、Smart Codeなど |
| 海外系QR | Alipay+、WeChat Pay、UnionPay QRなど |
2025年10月から、通常のAirペイアプリでもQRコード決済を利用できるようになりました。一方で、Airペイ QRも現在利用でき、QRコード決済だけを単独で申し込むこともできます。
通常のAirペイアプリ内QRとAirペイ QRでは、対応するQRブランドや決済手数料は同じですが、売上の管理方法や入金サイクルが異なります。詳しくはAirペイ QRと通常のAirペイの違い・手数料・入金を解説した記事で整理しています。
QR統合の経緯は、Airレジ公式FAQのリリース情報で確認できます。
AirレジなしでもAirペイだけで使える
Airペイを利用するために、Airレジを導入する必要はありません。
Airペイだけを申し込み、アプリへ会計金額を入力してキャッシュレス決済を受けることができます。現在の売上管理方法を変えずに、まずカード・電子マネー・QRコード決済だけ追加したいサロンにも対応できます。
その後、商品管理や売上分析までPOSレジでまとめたくなった場合は、Airレジと連携できます。最初からすべてのAirサービスを導入する必要はなく、店舗運営に必要な範囲から始められます。
AirペイとAirレジの違い
AirペイとAirレジは名前が似ていますが、役割が異なります。
| 項目 | Airペイ | Airレジ |
|---|---|---|
| 主な役割 | キャッシュレス決済 | POSレジ |
| カード・電子マネー・QR決済 | ○ | Airペイ等との連携で対応 |
| 商品・メニュー登録 | 主機能ではない | ○ |
| 在庫管理 | × | ○ |
| 顧客情報・POS売上管理 | × | ○ |
| 単独利用 | ○ | ○ |
Airペイは決済を受け付けるサービス、Airレジは商品・会計・売上を管理するPOSレジです。Airレジの料金や顧客管理、在庫管理まで知りたい方は、Airレジを個人サロン向けに解説した記事で詳しく紹介しています。
Airペイはどう使う?通常Airペイ・タッチ・QR・オンラインの違い
Airペイには、通常の店頭決済に加えて「Airペイ タッチ」「Airペイ オンライン」などがあります。用途が違うため、店舗で受けたい支払い方法に合わせて使い分けます。
| 使い方 | 主な用途 | 必要なもの | 対応範囲 | 向く場面 |
|---|---|---|---|---|
| 通常Airペイ | 店頭の幅広い決済 | iPhone/iPad+カードリーダー | カード・電子マネー・QR | 店頭決済を幅広くそろえたい |
| Airペイ タッチ | iPhoneでタッチカード決済 | 対応iPhone | 主要4ブランドのタッチ決済 | カードリーダーなしでカード決済を受けたい |
| Airペイアプリ内QR | QRコード決済 | iPhone/iPad | PayPayなど | QRコード決済も同じアプリで受けたい |
| Airペイ オンライン | 非対面決済 | Web管理画面 | カード、都度・定期決済 | 決済リンクや定期課金を利用したい |
通常Airペイ|幅広い店頭決済をまとめて受けられる
カード・電子マネー・交通系IC・QRコード決済まで幅広く受けたい場合は、通常のAirペイを利用します。
iPhoneまたはiPadにAirペイアプリを入れ、カードリーダーをBluetoothで接続します。カードや電子マネーはカードリーダーを使い、QRコード決済はAirペイアプリから処理します。
支払い方法を幅広く用意したいサロンでは、通常Airペイが店頭決済の中心になります。
Airペイ タッチ|対応iPhoneだけでカード決済
Airペイ タッチは、対応iPhoneそのものを決済端末として使うサービスです。
専用カードリーダーがなくても、Visa、Mastercard、JCB、American Expressのタッチ決済を受けられます。受付から離れた施術席で会計するときや、出張先へカードリーダーを持ち運びたくない場合にも利用できます。
ただし、Airペイ タッチだけで交通系IC、iD、QUICPay、QRコード決済まで受けられるわけではありません。これらも必要な店舗では、通常Airペイを利用します。
通常AirペイとAirペイ タッチは併用できるため、受付ではカードリーダーを使い、必要な場面ではiPhoneでタッチ決済を受ける運用も可能です。
QRコード決済|現在はAirペイアプリでも利用可能
現在のAirペイでは、PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイ、COIN+などのQRコード決済もAirペイアプリから受け付けます。
新規導入では、カード・電子マネー用のAirペイとQR用アプリを別々に準備する必要はありません。旧Airペイ QRのアプリや管理画面は、既存加盟店の過去取引などに関する情報として残っています。
現在利用できるQRコード決済は、Airペイ公式のQRコード決済ページで確認できます。
Airペイ オンライン|決済リンク・定期決済に対応
Airペイ オンラインは、Web上で決済リンクを発行し、お客様へメールやSMS、SNSなどで送付できる非対面決済サービスです。
都度決済だけでなく定期決済にも対応しているため、店頭に来る前の支払いや、契約内容に問題がない範囲で月ごとの定期的な支払いを受ける用途にも使えます。
店頭Airペイとは条件が異なり、決済手数料は3.24%、入金は月1回です。店頭決済の条件付き2.48%ディスカウントは対象外となります。
なお、Airペイ オンラインは予約システムではありません。予約日時やメニュー、担当者まで管理する場合は、予約システムを別途利用します。
Airペイのカードリーダー・端末|2026年は新型へ切り替え中
通常Airペイでは、iPhoneまたはiPadとカードリーダーを組み合わせて決済します。
2026年7月からタッチパネル式の新しいカードリーダーが提供され、従来のボタン式カードリーダーは製造終了となりました。現在は新型への移行が進んでいます。詳しくは、Airペイ公式FAQのタッチパネル式カードリーダー案内で確認できます。
タッチパネル式カードリーダーの提供が開始
新しいカードリーダーは、画面を直接操作するタッチパネル式です。充電端子も従来のmicroUSBからUSB Type-Cへ変更されています。
旧ボタン式は製造終了しており、故障交換や増設では新型が提供されます。一方、新規申込者へ必ず新型が届くと断定できる公式案内までは確認できていません。申し込み時点の配送条件は公式案内を確認してください。
カードリーダー単体では使えない|iPhone・iPadが必要
Airペイのカードリーダーは、単体で決済が完結するオールインワン端末ではありません。
通常Airペイでは、iPhoneまたはiPadにAirペイアプリを入れ、カードリーダーとBluetoothで接続します。決済時の通信はWi-FiまたはiPhone・iPad側のモバイル通信を利用します。
プリンターや通信回線まで内蔵した専用端末とは機器構成が異なるため、レジまわりを端末1台で完結させたい場合は、他社のオールインワン型端末も候補になります。主要5社の端末構成や料金は、個人サロン向けキャッシュレス決済端末5社比較でまとめています。
カードリーダーは購入ではなく貸与
Airペイでは、所定の条件を満たす新規加盟店の1台目について、カードリーダーの貸与料金が0円になる仕組みがあります。
「無料で端末をもらえる」のではなく、カードリーダーは貸与品です。
カードリーダーの1台目の無料条件や2台目の貸与料金、新型と旧型の違いについては、Airペイのカードリーダーを詳しく解説した記事で紹介しています。
解約時には原則として返却します。追加端末などは費用がかかる場合があるため、最新条件は0円スタートプログラムの公式案内で確認してください。
紙の利用控えには別途プリンターが必要
カードリーダーにプリンターは内蔵されていません。紙の利用控えをその場で渡す場合は、対応プリンターを別途用意します。
ペーパーレスを中心に運用するならプリンターなしでも始められますが、紙の控えを毎回渡すサロンでは、プリンター代と設置スペースも導入条件に含めておくと安心です。
Androidだけでは通常Airペイを利用できない
通常AirペイはiPhone・iPadを利用するサービスです。Airペイ タッチも対応iPhoneが必要で、Androidスマートフォンだけでは利用できません。
すでに対応するiPhoneやiPadを持っていれば追加端末の購入を抑えられます。一方、Android端末しかない場合は、Airペイ導入に伴ってiPhoneまたはiPadの購入費が加わります。
対応OSや機種は更新されるため、申し込み前にAirペイ公式の必要機器・動作環境を確認してください。
新型カードリーダーの更新時はWi-Fiが必要
タッチパネル式カードリーダーは、日常の決済ではモバイル通信も利用できますが、カードリーダー本体のソフトウェア更新時にはWi-Fi接続が必要です。
固定Wi-Fiを設置していない自宅サロンや出張型サービスでは、アップデート時に利用できるWi-Fi環境を確保しておく必要があります。
2026年9月28日時点の注意:Airペイ公式FAQでは、「カードリーダーのアップデートができず、一部取引が成立しない事象」が「発生している事象」に掲載されています。恒久的な仕様ではなく現在進行中の障害情報のため、公開・申込み前にAirペイ公式の障害情報で最新状況を確認してください。
Airペイの料金|初期・月額0円、決済手数料は3.24%が基本
Airペイは、初期費用・月額固定費・振込手数料が基本0円です。売上が少ない月でも月額料金が発生しないため、開業直後やキャッシュレス比率がまだ読めない段階でも、固定費を増やさず導入できます。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額固定費 | 0円 |
| 振込手数料 | 0円 |
| 主要カード | 通常3.24% |
| 対象6ブランド | 条件・審査を満たせば2.48% |
| 店頭売上の入金 | 金融機関により月3回または6回 |
| Airペイ オンライン | 3.24%、入金月1回 |
初期費用・月額・振込手数料は0円
毎月の固定費がかからないため、キャッシュレス売上がまだ少ない時期でもランニングコストを抑えられます。
一人サロンでは、家賃や材料費、広告費など毎月の支出が重なります。決済サービスの月額料金が増えないことは、売上規模にかかわらず続けやすい料金設計といえます。
主要カードは通常3.24%、条件を満たせば2.48%
主要クレジットカードの通常手数料は3.24%です。
Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverは、年間取扱高などの条件とブランド審査を満たすと2.48%が適用されます。小規模事業者だから自動的に2.48%になるわけではありません。
現在の料金はAirペイ公式の料金ページ、2.48%の適用条件は決済手数料ディスカウントプログラムで確認できます。
ブランド別料率や年間取扱高の条件、税区分まで詳しく知りたい方は、Airペイの決済手数料を詳しく解説した記事をご覧ください。
電子マネー・QRはカードと税区分が異なる
電子マネーやQRコード決済は、表示上の税込料率がクレジットカードと同じ3.24%になるものでも、税区分が異なる場合があります。
他社と手数料を比べる際は、表面上の数字だけでなく、課税・非課税までそろえて見る必要があります。Airペイの税区分やインボイスの扱いは、Airペイ手数料の記事にまとめています。
入金は月3回または6回
店頭Airペイの売上は、登録する金融機関によって月6回または月3回入金されます。振込手数料は0円です。
一方、Airペイ オンラインの入金は月1回です。店頭決済とオンライン決済を併用する場合は、それぞれ入金日が異なります。
初期費用・月額固定費0円の条件や、現在の決済手数料・必要機器をまとめて見たい方は、Airペイ公式サイトで最新情報を確認できます。
AirペイとAirレジを連携すると何が変わる?
Airペイは単体でも使えますが、Airレジと連携すると、POSレジで確定した会計金額を決済へ引き継げます。
会計金額の二度打ちを減らせる
たとえば施術代が8,800円だった場合、Airレジ側で金額を確定し、支払方法にAirペイを選ぶと、その金額をAirペイへ連携できます。
Airペイ側でもう一度「8,800」と入力する作業がなくなるため、会計の手数を減らせます。同じ金額を二度入力する必要がなくなることで、入力ミスの防止にもつながります。
決済結果をAirレジの会計へ反映できる
基本的な流れは次のとおりです。
- Airレジで商品や施術メニュー、会計金額を確定する
- 支払方法としてAirペイ系の決済を選ぶ
- Airペイで決済する
- 決済結果をAirレジへ反映する
- Airレジ側で会計を完了する
会計金額と決済結果が連携されるため、Airレジを使っているサロンでは、レジ入力からキャッシュレス決済までの操作をつなげられます。連携の詳細はAirペイ公式のAirレジ連携ページでも案内されています。
AirペイがPOSレジになるわけではない
Airレジと連携しても、Airペイそのものに商品管理・在庫管理・顧客管理が追加されるわけではありません。
商品やメニューの登録、在庫、顧客情報、売上分析などはAirレジ側の機能です。キャッシュレス決済だけならAirペイ単体で利用でき、POS機能まで必要な場合にAirレジを組み合わせます。
別アプリ同士が連携する仕組み
AirレジとAirペイは連携できますが、ひとつのアプリへ完全に統合されているわけではありません。
通信状況などにより、Airペイで決済が完了してもAirレジ側が結果を正常に受け取れない場合には、Airペイの取引履歴を確認しながらAirレジ側で会計を完了する手順も用意されています。
AirレジのPOS機能を詳しく知りたい方は、Airレジの料金・顧客管理・在庫管理を解説した記事をご覧ください。
Airペイの申し込み・審査|個人事業主・開業前でも申し込める
Airペイは法人だけでなく、個人事業主も申し込めます。開業前の申込ルートも用意されているため、店舗オープンに合わせてキャッシュレス決済の準備を進められます。
個人事業主でも申し込める
個人事業主の場合は、本人確認書類、入金先口座、店舗や事業内容を確認できる資料などを提出します。
業種や提供サービスによって必要書類が異なるため、申込み前にAirペイ公式の審査必要書類を確認しておくと手続きを進めやすくなります。
開業前・自宅サロンでも申込ルートがある
店舗がまだ完成していなくても、営業予定の実態を示す資料を提出して申し込めます。
賃貸借契約書、開業告知、求人広告、店舗名・住所・電話番号・サービス内容・価格が確認できる資料などが例です。自宅兼サロンでも、事業として営業することが分かる資料を用意する形になります。
美容・サロン業種は許認可資料が必要な場合がある
提供サービスによっては、資格や届出に関する書類を求められます。
たとえば、まつげエクステなど法令上の資格・届出が関係するサービスでは、美容師免許や美容所関係の資料が必要になる場合があります。
審査は「美容室だから通りやすい」「エステだから厳しい」といった単純な基準ではなく、事業内容や必要な許認可、提出資料をもとに行われます。
申し込みから利用開始まではおおむね2週間が目安
Airペイ公式では、申し込みから利用開始まで2週間程度を目安として案内しています。申し込み入力は通常10〜20分、審査は通常3日程度、審査後のカードリーダー配送は通常2〜4日です。
ただし、2026年9月時点の公式ページには「多数の申込みにより審査に時間を要している」との案内もあります。開業日やキャンペーン開始日に合わせたい場合は、余裕を持って手続きを進める方が安全です。
最新の目安はAirペイ公式の申込みの流れで確認できます。
Airペイ タッチなら一部カードを早く使い始められる場合がある
Airペイ タッチは、条件が整えばVisa・Mastercard系のタッチ決済を最短15分から利用できる案内があります。
ただし、審査状況によっては15分以上かかり、JCB・American Expressなどもブランド審査の完了が必要です。「申し込めば必ず15分で全ブランドが使える」という意味ではありません。
審査落ちの具体的な理由は公開されていない
ブランドごとに審査がありますが、具体的な内部審査基準や否決理由は公開されていません。
審査通過をうたう第三者のノウハウよりも、事業内容・店舗情報・必要な許認可を正確に提出することが重要です。
Airペイの料金や対応決済が自店に合いそうなら、公式サイトで申込み条件と最新の導入案内まで確認できます。
Airペイの使い方|店頭会計の基本的な流れ
Airペイの店頭決済は、会計金額を入力して支払方法を選び、カードリーダーまたはQRコードで決済する流れです。
Airペイ単体で決済する流れ
- Airペイアプリへ会計金額を入力する
- お客様の支払方法を選ぶ
- カードリーダー、またはQRコードで決済する
- 決済完了を確認する
- 必要に応じて利用控えを案内する
POSレジを導入していなくても、Airペイ単体でキャッシュレス決済を追加できます。
Airレジと連携して決済する流れ
- Airレジで商品・施術メニューを選ぶ
- 会計金額を確定する
- Airペイ系の支払方法を選ぶ
- Airペイで決済する
- 決済結果をAirレジへ反映する
Airレジ側で確定した金額をAirペイへ引き継ぐため、同じ金額を再入力する手間を減らせます。
Airペイ タッチで決済する流れ
Airペイ タッチでは、対応iPhoneでアプリを開いて金額を入力し、お客様の対応カードやApple PayなどをiPhoneへタッチしてもらいます。
カードリーダーを持ち運ばずに決済できるため、施術席で会計したい場合や、出張先でカードのタッチ決済を受けたい場合に便利です。
Airペイを個人サロンで使うメリット
Airペイは、月額固定費を抑えながら幅広い支払い方法を用意でき、必要に応じてAirレジやAirペイ タッチも組み合わせられます。個人サロンで特にメリットになりやすい点を見ていきます。
月額固定費を増やさずに始められる
Airペイは、初期費用・月額固定費・振込手数料が0円です。
キャッシュレス売上が少ない月でも月額料金が発生しないため、開業直後や、まずお客様の利用状況を見ながら導入したいサロンでも固定費を抑えられます。
条件を満たす1台目のカードリーダーは貸与料金0円。すでに対応するiPhoneやiPadを持っている場合は、追加の機器費用も抑えられます。
カード・電子マネー・QRを幅広く受けられる
お客様が利用したい支払方法は一人ひとり違います。
Airペイなら、クレジットカード、交通系IC、iD、QUICPay、楽天Edy、PayPayなどを同じ決済環境で受けられます。支払い方法の選択肢を増やせるため、「カードは使えるけれどQRは使えない」といった会計時の行き違いを減らせます。
Airレジと連携して金額入力を減らせる
Airレジを使えば、POSレジ側で確定した会計金額をAirペイへ引き継げます。
一人で施術から会計まで担当していると、同じ金額を複数の機器へ入力する作業も積み重なります。Airレジとの連携によって入力回数を減らせれば、会計を終えて次の接客や準備へ移るまでの流れも整えられます。
Airペイ タッチを併用して決済場所を広げられる
Airペイ タッチなら、対応iPhoneだけで主要4ブランドのタッチ決済を受けられます。
受付では通常Airペイのカードリーダーを使い、施術席や出張先ではiPhoneでカードのタッチ決済を受けるなど、会計場所に合わせて使い分けることができます。
Airペイのデメリット・導入前の注意点
Airペイは固定費や対応決済に魅力がある一方、端末構成や支払い方法には制約があります。申し込み後に想定外の機器購入や運用変更が発生しないよう、次の点は先に押さえておきましょう。
Android中心の店舗では追加端末が必要
AirペイはiOS中心のサービスです。Androidスマートフォンしか持っていない場合、通常Airペイの利用には対応するiPhoneまたはiPadを別途用意する必要があります。
その場合、サービス自体の月額固定費は0円でも、iPhone・iPadの購入費が導入費用に加わります。
通常AirペイはiPhone/iPadとカードリーダーが必要
通常Airペイは、iPhoneまたはiPadとカードリーダーを組み合わせて使います。
通信回線やプリンターまで内蔵した専用端末1台で完結する構成ではないため、「レジ横に決済専用端末を1台だけ置きたい」という店舗では、他社端末の方が運用に合う場合があります。
紙の利用控えには別プリンターが必要
カードリーダーにプリンターは内蔵されていません。紙の利用控えを渡す場合は、対応プリンターを別途用意します。
新型カードリーダーの更新にはWi-Fiが必要
タッチパネル式カードリーダーは、ソフトウェア更新時にWi-Fi接続が必要です。
普段の決済はモバイル通信でも利用できますが、固定Wi-Fiがない場合はアップデート時の通信環境を準備する必要があります。
Airペイ タッチだけではQR・電子マネーまで対応できない
Airペイ タッチで受けられるのは、主要4カードブランドのタッチ決済です。
交通系IC、iD、QUICPay、QRコード決済まで幅広く対応したい場合は、通常Airペイも利用します。
ブランドごとに審査期間が異なる
Airペイに申し込んでも、すべての決済ブランドが同じ日に利用開始になるとは限りません。
カード、電子マネー、QRコード決済にはそれぞれ審査があり、ブランドごとに利用開始時期が異なる場合があります。開業日に複数の決済方法をそろえたい場合は、早めの申し込みが安心です。
高額コース・回数券は加盟店規約の確認が必要
エステや整体などで回数券・複数回コースを扱う場合は、カードで決済処理できるかだけでは判断できません。
契約期間、総額、サービス内容、返金条件などによって、Airペイ加盟店規約上の取り扱いが変わります。特に特定継続的役務に該当する契約には重要な制限があります。
分割払い・ボーナス払い・リボ払いには対応しない
Airペイのカード決済は基本的に一括払いです。分割払い、ボーナス払い、リボ払いには対応していません。
Airペイ オンラインの「定期決済」は毎月など一定間隔で請求する仕組みであり、ひとつの高額契約をカード会社の分割払いにする機能とは異なります。
Airペイで回数券・高額コースは決済できる?
個人サロンでは、都度払いだけでなく回数券や複数回コースを販売することがあります。この場合、決済端末でカードが通ることと、その契約をAirペイで取り扱えることは別の問題です。
カードが通ることと加盟店規約上使えることは別
Airペイの端末上で決済処理ができても、その取引が加盟店規約上認められているとは限りません。
複数回サービスでは、契約総額、提供期間、中途解約の条件、未提供分の返金などが関係します。回数券やコースを販売する場合は、実際の契約内容を前提に利用可否を確認する必要があります。
エステの特定継続的役務は重要な制限対象
Airペイの現行加盟店規約では、特定商取引法上の「特定継続的役務提供」に該当する取引が禁止取引に含まれています。
エステティックサービスは、一般に契約期間が1カ月を超え、総額が5万円を超えるなど一定の条件を満たすと特定継続的役務の対象になり得ます。
そのため、高額なエステコースについて「Airペイなら一括カード決済できる」と一律には案内できません。契約条件を整理したうえで、Airペイへ事前に確認する必要があります。
根拠となる条件は、Airペイ加盟店規約と、消費者庁の特定継続的役務の案内で確認できます。
その他の回数券・複数回コースも一律可とは言えない
特定継続的役務に当たらない整体の回数券やネイルの複数回コースでも、すべてAirペイで前払いできるとは限りません。
申し込み前に、販売予定の「回数」「総額」「提供期間」「途中解約時の返金条件」を整理し、具体的な契約内容をAirペイへ伝えて確認してください。
特にエステサロンでは、決済手数料だけでなく回数券・高額コース・分割払いまで含めた比較が重要です。詳しくはエステサロン向け決済端末6社比較で整理しています。
Airペイ オンラインの定期決済も契約可否とは別
Airペイ オンラインには定期決済機能がありますが、定期課金の機能があることと、販売する契約が加盟店規約上認められることは別です。
エステの月額会員などを導入する場合も、サービス内容や契約期間、返金条件を含めて利用可否を確認してください。
Airペイの評判・口コミは?
Airペイの公式導入事例では、美容・サロン系を含む店舗から、対応する決済方法の多さや操作性、Airレジとの組み合わせなどを評価する声が紹介されています。
一方、第三者レビューだけで店舗全体の満足度を数値化できるほど、条件のそろったデータは多くありません。口コミの印象だけで良し悪しを決めるより、料金、必要機器、対応決済、入金回数、Airレジ連携など、自店の運用に直接関係する条件を優先して判断する方が確実です。
実際の導入事例を見たい場合は、Airペイ公式の導入事例も参考になります。
Airペイが向いている店舗・他社も比較したい店舗
Airペイは、iPhoneやiPadを活用しながら固定費を抑え、カード・電子マネー・QRコード決済を幅広くそろえたい店舗と相性のよいサービスです。
Airペイが向いている店舗
- iPhoneまたはiPadを利用できる
- 毎月の固定費を増やしたくない
- カード・電子マネー・QRコード決済を幅広く受けたい
- Airレジを利用している、またはPOSレジとの連携も視野に入れている
- 都度払いが中心で、高額な長期コースの前払いが売上の中心ではない
キャッシュレス決済だけ必要ならAirペイ単体で始められます。商品管理や売上分析までPOSレジでまとめる段階になったらAirレジを連携できるため、必要な機能に合わせて運用を広げられます。
他社端末も比較したい店舗
- Android端末を中心に利用したい
- プリンター・通信まで一体になった専用端末1台で完結したい
- 高額コースや回数券の前払いが売上の中心
- 毎日・翌日など、より短い入金サイクルを最優先したい
- 店舗側でiPhone/iPadを用意したくない
このような条件が強い場合は、Airペイだけで決めず、他社の端末構成や入金条件も比べる価値があります。個人サロン向けキャッシュレス決済端末5社比較では、Square・Airペイ・STORES決済・PAYGATE・楽天ペイをまとめて比較しています。
特にSquareとAirペイで迷っている方は、SquareとAirペイの手数料・端末・POSレジ・予約の違いを比較した記事も参考にしてください。
Airペイについてよくある質問
Airペイだけで使えますか?Airレジは必要ですか?
Airペイだけで利用できます。Airレジは必須ではありません。
Airペイアプリへ会計金額を入力すれば単体で決済でき、Airレジと連携するとPOSレジで確定した会計金額をAirペイへ引き継げます。
AirペイはAndroidスマホでも使えますか?
通常AirペイはiPhone・iPad、Airペイ タッチは対応iPhoneを利用します。Androidスマートフォンだけでは通常Airペイを利用できません。
Airペイ タッチと通常Airペイの違いは?
Airペイ タッチは、対応iPhoneだけでVisa、Mastercard、JCB、American Expressのタッチ決済を受けられるサービスです。
通常AirペイはiPhone/iPadとカードリーダーを組み合わせ、カードに加えて交通系IC、iD、QUICPay、QRコード決済など、より幅広い支払い方法に対応します。
Airペイ QRは現在も必要ですか?
新規導入では、QRコード決済はAirペイアプリから利用します。
旧Airペイ QRのアプリ・管理画面は過去取引や既存加盟店向けの情報として残っていますが、2025年10月以降はAirペイアプリにQRコード決済機能が統合されています。
Airペイのカードリーダーは無料でもらえますか?
条件を満たす新規加盟店の1台目は、貸与料金0円になる仕組みがあります。
端末を無料でもらえるわけではなく貸与品で、解約時には原則として返却します。
Airペイの決済手数料は2.48%ですか?
すべての決済が2.48%になるわけではありません。
主要カードは通常3.24%で、対象6ブランドについて年間取扱高などの条件とブランド審査を満たした場合に2.48%が適用されます。電子マネーやQRコード決済は別の料率・税区分があります。
詳しい条件は、Airペイの手数料一覧記事で解説しています。
個人事業主・開業前でも申し込めますか?
個人事業主も申し込めます。開業前でも、営業予定の店舗・事業内容を示す資料を用意する申込ルートがあります。
Airペイで分割払いはできますか?
Airペイのカード決済は基本的に一括払いで、分割払い・ボーナス払い・リボ払いには対応していません。
Airペイ オンラインの定期決済は、カード会社の分割払いとは別の仕組みです。
エステの回数券・高額コースに使えますか?
契約内容によるため、一律には判断できません。
特定継続的役務に該当する取引はAirペイ加盟店規約上の制限があり、そのほかの回数券・複数回コースも契約期間や返金条件などが関係します。高額コースを扱う場合は、契約内容を具体的に整理してAirペイへ事前確認してください。
まとめ|Airペイは固定費を抑えながら幅広い決済を導入できる
Airペイは、初期費用・月額固定費・振込手数料が基本0円で、クレジットカードだけでなく電子マネーやQRコード決済まで幅広く対応しています。
Airレジがなくても単体で利用でき、POSレジまで整えたい場合はAirレジと連携して会計金額の二度打ちを減らせます。さらに、主要カードだけならiPhoneで受けられるAirペイ タッチ、非対面では決済リンクや定期決済に対応するAirペイ オンラインと、店舗の運用に合わせて利用範囲を広げられます。
通常AirペイではiPhone/iPadとカードリーダーが必要で、Android中心の店舗や、プリンター・通信まで端末1台にまとめたい店舗には他社サービスが合う場合もあります。また、回数券や高額コースを扱うサロンでは、加盟店規約の確認が欠かせません。
それでも、月額固定費を増やさず、お客様が選べる支払い方法を一度に広げられることは、個人サロンにとって大きな魅力です。Airレジとの連携まで含めれば、施術後の会計をよりスムーズにつなげることもできます。
手数料、必要機器、対応決済が自店の運用に合っているなら、Airペイはキャッシュレス環境を整える有力な候補になります。まずは公式サイトで最新条件を確認し、今のサロンに無理なく取り入れられるか具体的に見てみてください。
固定費を抑えながら、カード・電子マネー・QRコード決済をまとめて導入したい方は、Airペイの最新料金・対応決済・申込み条件を公式サイトで確認できます。
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