「来店前に施術代を支払ってもらえたら、当日の会計がもっとスムーズになる」「月謝を毎月カードで受け取れる仕組みがほしい」と感じているサロンオーナーもいるのではないでしょうか。
Airペイには、店頭でカードを読み取る決済とは別に、決済リンクを送ってオンラインで支払ってもらう機能があります。単発の都度決済に加えて、月謝や会費などに使える定期決済にも対応しています。
店頭でカードや電子マネーの決済も導入したい方は、Airペイのカードリーダーの必要機器・料金・無料条件もご覧ください。オンライン決済とは異なる、店頭での決済に必要な準備を解説しています。
初期費用・月額固定費・振込手数料は0円で、オンライン決済の手数料は3.24%。すでにAirペイを利用している店舗なら、同じAirIDから利用できます。
一方、店頭のAirペイとは仕組みが異なる部分もあります。お客様にはリクルートIDが必要で、オンライン決済はAirレジなど他サービスとの連携には対応していません。また、サロンで扱うことの多い回数券は、加盟店規約上、原則として取扱不可です。
この記事では、Airペイ オンライン決済の料金や使い方、定期決済、入金、返金から、個人サロンで利用するときに押さえておきたい注意点まで整理します。
メリットだけでなく、導入前に知っておきたい条件も一緒に見ていくので、「自分のサロンではどのように使えそうか」をイメージしながら読み進めてみてください。
※本記事の情報は2026年10月時点のAirペイ公式情報・加盟店規約等をもとにしています。
| 項目 | Airペイ オンライン決済 |
|---|---|
| 主な用途 | 来店前決済・オンライン販売・月謝・会費など |
| 決済タイプ | 都度決済・定期決済 |
| 対応決済 | クレジットカード |
| 決済手数料 | 3.24% |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額固定費 | 0円 |
| 振込手数料 | 0円 |
| 通常の入金 | 月1回 |
| お客様の条件 | リクルートIDが必要 |
| Airレジ連携 | 非対応 |
| 回数券 | 原則取扱不可。個別に認められた場合は例外 |
料金や利用条件を公式情報でも確認しておきたい方へ
- Airペイ オンライン決済とは?決済リンクと定期決済が使える機能
- Airペイのオンライン決済でできること|都度決済と定期決済
- Airペイ オンライン決済の手数料・料金
- Airペイ オンライン決済で使えるカード・使えない決済方法
- Airペイ オンライン決済の使い方
- 定期決済の仕組みと注意点
- 売上はいつ入金される?店頭Airペイとは別管理
- Airペイ オンライン決済はAirレジと連携できる?
- Airリザーブのオンライン決済とは何が違う?
- キャンセル・返金はできる?
- サロンの前払い・月謝・回数券に使える?
- Airペイ オンライン決済のメリット
- Airペイ オンライン決済のデメリット・注意点
- Airペイ オンライン決済が合うか判断するポイント
- Square・STORESなど他のオンライン決済も検討した方がいい?
- Airペイ オンライン決済の申し込み方法
- Airペイ オンライン決済に関するよくある質問
- まとめ|Airペイ オンライン決済は来店前決済や月謝の選択肢になる
Airペイ オンライン決済とは?決済リンクと定期決済が使える機能
Airペイ オンライン決済は、Airペイに用意されている非対面のクレジットカード決済機能です。
店舗側がオンライン決済の管理画面で支払いリンクを作成し、そのURLをメールやSNSなどでお客様へ共有します。お客様は店舗へ行かなくても、リンク先からカードで支払えます。
Airペイには2025年3月にオンライン決済機能が追加され、現在は「都度決済」と「定期決済」の2種類を利用できます。サービスの基本仕様はAirペイのオンライン決済公式ページでも確認できます。
| 決済タイプ | 主な用途 |
|---|---|
| 都度決済 | 施術代の事前決済、商品の販売、イベント参加費など |
| 定期決済 | 月謝、会費、サブスクリプションなど |
たとえば、LINEやInstagramなどで予約を受けたあとに決済リンクを送り、来店前に施術料金を支払ってもらうといった運用が考えられます。
月額制のサービスを提供している店舗なら、定期決済を使って一定周期でカード決済を行うことも可能です。
なお、店頭決済を含むAirペイ全体の仕組みや端末、Airレジとの関係を知りたい方は、Airペイの料金・端末・Airレジ連携をまとめた記事で詳しく解説しています。
「Airペイ オンライン」という別サービスとの違いに注意
少し紛らわしい点ですが、リクルートには飲食店向けに「Airペイ オンライン」という名称を使った別のサービスも存在します。
本記事で扱うのは、Airペイに追加された決済リンク・定期決済の「オンライン決済」機能です。
検索結果には名称がよく似た情報が並ぶこともあるため、料金や利用方法を見るときは、Airペイのオンライン決済について説明しているページかどうかを見ておくと安心です。
Airペイのオンライン決済でできること|都度決済と定期決済
オンライン決済には、必要なときに1回ずつ支払ってもらう「都度決済」と、一定周期で支払いを受ける「定期決済」があります。
目的が異なるため、自店でどの支払いをオンライン化したいのかを先に整理しておくと、活用イメージが明確になります。
都度決済|メールやSNSで決済リンクを送れる
都度決済では、店舗側で金額などを設定した決済リンクを作成し、お客様へ共有します。
メールやSMS、SNSのメッセージなどでURLを送れるほか、QRコードを表示して決済ページを開いてもらう方法もあります。
個人サロンなら、予約を受けたあとに決済リンクを送り、来店前に施術料金を支払ってもらう使い方が考えられます。
オンラインショップを一から用意しなくてもカード決済の受付手段を持てるため、SNSや電話でお客様と直接やり取りしている店舗にも取り入れられる仕組みです。
ここで使うQRコードは、あくまでクレジットカードの決済ページを開くためのQRコードです。PayPayなどのQRコード決済をオンラインで受け付ける機能ではありません。
定期決済|月謝・会費・サブスクにも対応
定期決済では、お客様が最初にカード情報を登録すると、その後は設定した周期に沿って決済が行われます。
Airペイでは、月謝や会費、サブスクリプションなどを定期決済の用途として想定しています。
サロンで月額会員制のメニューを設けている場合にも、機能面では活用を検討できます。毎月その都度決済リンクを送る必要がなくなるため、継続的に料金を受け取るサービスでは会計対応を減らせるでしょう。
ただ、定期決済が使えることと、販売するサービスが加盟店規約上取り扱えることは同じではありません。回数券や長期間の前払いを伴うコースについては、契約内容まで見たうえで判断が必要です。後半で詳しく解説します。
定期決済とカードの分割払いは別の仕組み
「毎月カードで支払う」と聞くと、クレジットカードの分割払いを思い浮かべるかもしれません。
Airペイ オンライン決済で利用できるカードの支払区分は1回払いです。
定期決済は、一つの高額な契約代金をカード会社側で12回払いなどにするものではありません。毎月など一定の周期ごとに、それぞれ新しい1回払いの決済を行う仕組みです。
高額なコース料金を定期決済に設定すれば、そのままカードの分割払いと同じ扱いになるわけではない点は押さえておきましょう。
Airペイ オンライン決済の手数料・料金
Airペイ オンライン決済は、初期費用や月額固定費をかけずに利用できます。
| 費用 | 金額・料率 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 月額固定費 | 0円 |
| 決済手数料 | 3.24% |
| 振込手数料 | 0円 |
都度決済・定期決済とも、オンライン決済の手数料率は3.24%です。
店頭Airペイの2.48%はオンライン決済には適用されない
通常のAirペイでは、条件を満たした中小事業者向けに、一部カードブランドの手数料が2.48%になるディスカウントプログラムがあります。
そのため、「Airペイならオンライン決済も2.48%になるのでは?」と気になる方もいるでしょう。
オンライン決済は別の料金体系となっており、2026年10月時点の決済手数料は3.24%です。
店頭決済では2.48%が適用される場合があっても、オンライン決済にはその料率をそのまま当てはめられません。
店頭Airペイの2.48%・3.24%の条件や、電子マネー・QRコード決済まで含めた料金を知りたい方は、Airペイの決済手数料を詳しくまとめた記事をご覧ください。
他社を含めた手数料差まで見ておきたい場合は、個人サロン向けキャッシュレス決済手数料の比較記事でも売上別に整理しています。
Airペイ オンライン決済で使えるカード・使えない決済方法
オンライン決済で利用できる主なクレジットカードブランドは、次の5種類です。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
店頭のAirペイは電子マネーやQRコード決済にも幅広く対応していますが、オンライン決済の支払方法は同じではありません。
PayPayなどのQRコード決済や、交通系電子マネー・iD・QUICPayなどは、Airペイのオンライン決済手段には含まれていません。
PayPayなどを店頭で受け付けたい場合は、通常のAirペイアプリ内QRまたはAirペイ QRを利用します。両者の違いは、Airペイ QRの手数料・入金・使い方を解説した記事で確認できます。
お客様はリクルートIDへのログインが必要
導入前に特に見ておきたいのが、お客様側にもリクルートIDが必要という点です。
Airペイ オンライン決済は、リクルートIDにログインせず支払うゲスト決済には対応していません。支払いの流れはAirペイ公式FAQのお客様のお支払い方法でも確認できます。
HOT PEPPER BeautyやHOT PEPPER グルメ、じゃらんなどを利用していて、すでにリクルートIDを持っているお客様なら既存のIDを使えます。
美容系サロンではリクルートIDを持っているお客様も少なくありませんが、アカウント登録なしで決済できるサービスと比べれば、初めて利用する方にはひと手間増える可能性があります。
店舗側の手数料だけでなく、お客様が決済を完了するまでの流れも含めて検討すると、自店に合うか判断しやすくなります。
Airペイ オンライン決済の使い方
基本的な流れはシンプルです。店舗側が決済リンクを作成し、お客様へ共有。お客様がリンク先からカードで支払います。
店舗側で決済リンクを作成する
オンライン決済の管理画面に入り、商品・サービス名や金額などを設定して決済リンクを作成します。
決済リンクの作成方法や設定できる項目は、Airペイ公式FAQの決済リンク作成方法でも確認できます。
メールやSNSなどでお客様へ共有する
作成したURLをメールやSMS、SNSなどでお客様へ送ります。
電話やSNSで予約を受けたあと、そのままメッセージで決済リンクを案内するといった流れも組めます。
QRコードを使い、対面時にお客様自身のスマートフォンから決済ページを開いてもらうこともできます。
お客様がリクルートIDでログインして支払う
お客様は決済リンクを開き、リクルートIDでログインして支払いへ進みます。
内容を見たあと、カード情報を入力するか登録済みカードを選択して決済します。決済完了後は店舗とお客様の双方へメールが届きます。
管理画面の細かな配置は今後変わる可能性がありますが、「リンクを作成する → お客様へ送る → お客様が支払う」という基本の流れを押さえておけば、利用イメージはつかみやすいでしょう。
定期決済の仕組みと注意点
月謝や会費を扱う店舗にとって、オンライン決済の中でも気になるのが定期決済ではないでしょうか。
毎月の請求作業を減らせる一方、決済エラーが起きたときなど、店舗側で対応が必要になる場面もあります。
課金する周期や決済日を設定できる
定期決済では、毎月または一定の月間隔で支払いを受ける設定ができます。
初回登録日と同じ日、月末、指定した日など、決済日の設定も可能です。指定した日が存在しない月は、月末側へ調整されます。
定期決済の解約は店舗側の管理画面から行える
契約中の定期決済は、店舗側の管理画面から解約できます。
一度解約すると元に戻せないため、対象となる契約を間違えていないか見たうえで操作しましょう。
また、決済日当日に解約した場合は、処理のタイミングによって当日分がすでに決済されていることがあります。解約は今後の自動決済を止める操作であり、成立済みの決済を返金する操作とは別です。
お客様自身が管理画面から自由に定期契約を解約できる「セルフ解約」については、2026年10月時点の公開情報では明確な仕様を確認できません。
カード決済に失敗した場合は対応が必要
カードの有効期限切れや利用限度額などが原因で定期決済に失敗すると、契約は「決済停止中」となり、店舗とお客様へ通知されます。
お客様が次回の定期決済日までにカード情報を更新すると、失敗していた決済が自動的に再実行されます。
次回決済日までにカード情報が更新されなかった場合は、その契約をそのまま復旧できません。店舗側で契約を解約し、お客様に改めて定期決済へ登録してもらう必要があります。
月謝を一度設定すれば完全に手放しで運用できる仕組みではないため、決済エラーが出ていないか定期的に管理画面を見ることも運用に含めておきましょう。
売上はいつ入金される?店頭Airペイとは別管理
Airペイ オンライン決済の入金は、通常月1回です。
1日から末日までの売上を集計し、加盟店規約では翌月末日までに登録口座へ振り込む仕組みです。翌月末日が金融機関の休業日にあたる場合は前営業日となります。
振込手数料は0円です。ゆうちょ銀行は振込先口座として利用できません。
店頭のAirペイでは金融機関によって月3回または6回の入金となるため、オンライン決済とはサイクルが異なります。
店頭Airペイの売上とは別に管理する
オンライン決済の売上や振込は、オンライン決済専用の管理画面で扱います。
店頭のAirペイやAirペイ タッチの取引が、オンライン決済の振込一覧へ一緒に表示されるわけではありません。
振込一覧では売上額や振込額などを確認でき、CSV出力にも対応しています。
店舗とオンラインの両方でAirペイを使う場合は、「同じAirIDを使えるものの、売上や入金は別に管理する」と理解しておくと、導入後のイメージとのずれを防げます。
Airペイ オンライン決済はAirレジと連携できる?
Airペイを使っているサロンでは、Airレジとの関係も気になるところです。
通常の店頭AirペイはAirレジと連携できますが、Airペイ オンライン決済はAirレジを含む他サービスとの連携には対応していません。
オンライン決済の公式FAQでも、他サービスとの連携はできないことが明記されています。詳しくはAirペイ公式FAQで確認できます。
つまり、オンラインで受け取った売上がAirレジへ自動登録される仕組みではありません。
Airシリーズを利用していると、店頭とオンラインの売上も一つにまとまりそうに見えますが、オンライン決済は専用管理画面で別に扱います。
一方、店頭AirペイとAirレジの連携では、会計金額の受け渡しや決済結果の反映が可能です。POSレジ側の機能まで知りたい方は、Airレジの料金・機能を個人サロン向けに解説した記事もあわせてご覧ください。
Airリザーブのオンライン決済とは何が違う?
リクルートの予約システム「Airリザーブ」にも、オンライン決済機能があります。
どちらもカードを使ったオンライン決済ですが、利用する場面が異なります。
| 項目 | Airペイ オンライン決済 | Airリザーブのオンライン決済 |
|---|---|---|
| 中心となる役割 | 決済リンク・定期決済 | 予約管理とオンライン決済 |
| 利用のきっかけ | 店舗が決済リンクを共有 | お客様がオンライン予約時にカードを登録 |
| 定期決済 | 対応 | Airペイの定期決済とは別の仕組み |
| 予約管理 | なし | あり |
Airペイのオンライン決済は、店舗側が必要なタイミングで決済リンクを作成して送る仕組みです。
Airリザーブのオンライン決済は、予約時にお客様がクレジットカードを登録し、来店時に実際の利用金額を決済する流れです。予約と支払いをつなげて管理したい場合はこちらも候補になります。
電話やSNSで受けた予約にあとから決済リンクを送りたいならAirペイのオンライン決済、ネット予約とカード決済を同じ予約フローの中で扱いたいならAirリザーブ側の仕組み、と用途を整理すると違いが見えてきます。
Airリザーブの最新仕様はAirリザーブ公式サイトで確認できます。
キャンセル・返金はできる?
Airペイ オンライン決済で成立した取引は、条件を満たせば管理画面から取り消せます。
決済日から180日以内なら取消可能
決済日から180日を経過していない取引は、管理画面から取消処理ができます。
全額取消だけでなく、一部の金額だけを取り消すことも可能です。残額の範囲内で、一部取消を複数回行うこともできます。
返金方法の詳細はAirペイ公式FAQの決済取消方法で確認できます。
取消後は元に戻せない
一度取消処理を行うと、その操作を元に戻すことはできません。
処理後はお客様へ自動でメールが送られるため、対象取引と返金額を見たうえで操作しましょう。
返金しても決済手数料が戻るとは限らない
加盟店規約では、返品や取消・返金が行われた場合でも、加盟店がサービス利用の対価を負担することが定められています。
そのため、「全額返金すれば、決済時に発生した手数料もそのまま全額戻る」とは考えない方がよいでしょう。
キャンセルや返金が起こりやすいメニューをオンラインで販売する場合は、店舗側のキャンセルポリシーも事前に整えておくと、後からお客様と認識がずれるのを防ぎやすくなります。
サロンの前払い・月謝・回数券に使える?
Airペイ オンライン決済は、来店前の支払いや月謝など、サロンでも活用できる機能を備えています。
ここで大切なのは、「システム上決済できること」と「加盟店規約や法令上、その取引を扱えること」は別という点です。
単発施術の前払いには都度決済を活用できる
1回の施術料金を来店前に受け取りたい場合、都度決済リンクで金額を設定して支払ってもらうことができます。
たとえば電話やSNSで予約を受けたあと、カード決済用のリンクを送る流れです。
当日の会計を短くしたい店舗や、来店前に支払いを済ませてもらいたい場面では活用を検討できます。
オンラインでサービスを販売する以上、価格や支払方法、サービス提供時期、返品・解約条件など、店舗側で必要な表示を整えることも忘れないようにしましょう。
月謝・会費は定期決済の代表的な用途
月謝や会費は、Airペイが定期決済の用途として想定している支払いです。
月額会員制など、継続して一定額を受け取るサービスを運営している店舗では、毎月個別に請求する手間を減らせる可能性があります。
もちろん、定期決済機能があるからといって、すべての月額サービスを無条件に取り扱えるわけではありません。提供する役務や契約条件に応じて、加盟店規約や関連する法令も見ておく必要があります。
回数券は加盟店規約上、原則取扱不可
サロンで特に注意したいのが回数券です。
Airペイ オンライン加盟店規約では、「回数券」が原則として取扱不可の商品等に含まれています。
一方で、リクルートおよび決済会社が個別に認めた場合は例外とされています。
そのため、「Airペイ オンラインなら整体やエステの回数券もそのままカード販売できる」と一律に考えることはできません。
施術回数券をオンライン決済したい場合は、回数券の内容や提供期間などを伝えたうえで、事前にAirペイ側へ相談するのが確実です。
エステの高額コースは特定継続的役務にも注意
エステサロンでは、特定商取引法上の「特定継続的役務」にも注意が必要です。
消費者庁の特定商取引法ガイドでは、いわゆるエステティックについて、契約期間が1か月を超え、契約金額が5万円を超えるものが対象となります。
該当する契約では、書面交付、クーリング・オフ、中途解約などに関するルールが設けられています。現行の要件は消費者庁「特定継続的役務提供」で確認できます。
ここで押さえておきたいのは、毎月の定期決済にすることと、契約そのものが特定継続的役務に該当するかどうかは別という点です。
一つの高額コースを月額形式で支払う形にしたとしても、それだけで法律上の契約内容まで別物になるわけではありません。
エステの回数券・高額コース・分割払いまで含めて決済サービスを検討している方は、エステサロン向け決済端末6社の比較記事も参考にしてください。
Airペイ オンライン決済のメリット
Airペイ オンライン決済には、個人サロンでも取り入れやすい特徴があります。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 来店前に決済できる | URLを共有すれば、店舗にいないお客様からもカード決済を受けられる |
| 定期決済に対応 | 月謝・会費など、継続的な支払いに利用できる |
| 固定費を抑えられる | 初期費用・月額固定費0円 |
| 既存Airペイ店舗は始めやすい | 同じAirIDで利用でき、オンライン決済利用開始の追加申込みは不要 |
| 専用の決済端末が不要 | お客様自身の端末からオンラインで支払える |
特に、SNSや電話で予約を受けている一人サロンなら、現在の予約方法を大きく変えず、必要な場面だけオンライン決済を取り入れられます。
予約システムそのものを入れ替えるのではなく、「まずは来店前決済を追加したい」という店舗にとっても検討しやすいでしょう。
Airペイ オンライン決済のデメリット・注意点
便利な部分がある一方、自店の運用によっては別のサービスの方が合うこともあります。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| リクルートIDが必要 | ゲスト決済には対応していない |
| 支払方法が限られる | オンライン決済はクレジットカードが中心 |
| 入金は月1回 | 店頭Airペイとはサイクルが異なる |
| Airレジ等と連携しない | オンライン売上は専用管理画面で扱う |
| 回数券に制限がある | 原則取扱不可。個別に認められた場合は例外 |
| 定期決済も管理が必要 | カード決済失敗時などは店舗側の対応が発生する |
特に見落としたくないのは、リクルートIDとAirレジ連携です。
店舗側にとって便利でも、お客様が支払い時のログインやアカウント作成を負担に感じる可能性はあります。実際のお客様層を思い浮かべ、支払いまでの操作が無理のないものかを考えておきましょう。
また、すでにAirレジを使っている店舗ほど「同じAirシリーズだからオンライン売上も自動でまとまる」と思いやすい部分です。オンライン決済は別管理になるため、日々の売上管理まで含めて運用をイメージしておくことが大切です。
Airペイ オンライン決済が合うか判断するポイント
Airペイ オンライン決済が自店に合うかは、機能の多さではなく、普段の予約・会計の流れとの相性で考えるのがおすすめです。
| Airペイ オンライン決済を検討したいケース | 他のサービスも見ておきたいケース |
|---|---|
| SNS・電話予約後にカード決済を受けたい | ゲスト決済を重視したい |
| 月謝・会費を定期決済したい | PayPayなどもオンラインで受けたい |
| すでにAirペイを利用している | POSへオンライン売上を自動連携したい |
| 月額固定費を抑えたい | 入金回数を重視したい |
| 顧客がリクルートIDを利用している | 回数券・高額コースが売上の中心 |
Airペイをすでに利用していて、電話やSNS経由の予約後にカード決済を受けたい店舗なら、現在の業務へ組み込みやすい選択肢です。
反対に、予約受付から決済、POSへの売上反映まで一つの流れにまとめたい場合や、アカウント登録なしで支払ってもらいたい場合は、他のオンライン決済も見ておく価値があります。
「どのサービスが高機能か」ではなく、お客様の支払い方と店舗側の管理方法の両方が、自店の日常に合っているかを基準にすると、導入後のミスマッチを減らせます。
Square・STORESなど他のオンライン決済も検討した方がいい?
オンラインでカード決済を受ける方法は、Airペイだけではありません。
Squareにはオンラインで請求を送れる「Square 請求書」、STORESにも請求・リンク決済に使えるサービスがあります。
AirペイのリクルートID必須やAirレジ非連携が自店の運用に合わない場合は、こうした選択肢も含めて条件を見比べると、自店に必要な仕組みがより明確になります。
比較するときは、決済手数料だけでなく、顧客側のアカウント登録、定期課金、入金、POSや予約との連携まで見ておくとよいでしょう。
Airペイ以外のオンライン請求も見ておきたい方へ
リンクを使ったオンライン決済を別サービスでも検討したい方へ
店頭のキャッシュレス決済端末そのものを含めて検討したい場合は、個人サロン向けキャッシュレス決済端末5社の比較記事も参考にしてください。
Airペイ オンライン決済の申し込み方法
今回紹介しているオンライン決済機能だけを独立して申し込む仕組みではありません。
Airペイをまだ利用していない店舗は、まずAirペイへ申し込みます。
Airペイの審査を経て利用を開始したあと、同じAirIDでオンライン決済の管理画面を利用できます。
すでにAirペイを利用している店舗は、オンライン決済を使い始めるための新たな申込み・審査は不要です。
一方、新しく販売する商品・サービスを何でも無条件で扱えるという意味ではありません。加盟店規約では取扱商品・サービスに関するルールが定められているため、回数券や長期の前払いなどを扱う場合は、契約内容まで含めて事前に相談しておくと安心です。
Airペイをまだ利用していない方は、申込み条件や現在の料金を公式サイトで確認できます。
Airペイ オンライン決済に関するよくある質問
Airペイ オンライン決済だけを申し込めますか?
今回紹介している決済リンク・定期決済のオンライン機能は、Airペイへの申込みが前提です。
すでにAirペイを利用している店舗は、同じAirIDから利用できます。
オンライン決済の手数料も2.48%になりますか?
2026年10月時点のAirペイ オンライン決済の手数料は3.24%です。
店頭Airペイの一部カードブランドに適用される2.48%のディスカウント料率とは別です。
PayPayや電子マネーも使えますか?
Airペイ オンライン決済で利用する支払方法はクレジットカードです。
店頭Airペイで対応しているPayPayなどのQRコード決済や電子マネーを、そのままオンラインでも利用できるわけではありません。
リクルートIDを持っていないお客様でも支払えますか?
リクルートIDにログインせず支払うゲスト決済には対応していません。
お客様にはリクルートIDが必要です。
Airレジにオンライン決済の売上は自動で反映されますか?
Airペイ オンライン決済は、Airレジを含む他サービスとの連携には対応していません。
店頭Airペイとは異なり、オンライン決済専用の管理画面で売上を管理します。
月謝を毎月自動で決済できますか?
定期決済を利用できます。
毎月などの周期を設定し、お客様がカードを登録すると、その後は設定した周期で決済が行われます。
回数券はAirペイ オンライン決済で販売できますか?
Airペイ オンライン加盟店規約では、回数券は原則として取扱不可とされています。
リクルートおよび決済会社が個別に認めた場合は例外となるため、施術回数券を扱いたい場合は事前に相談しましょう。
決済後に返金できますか?
決済日から180日以内であれば、条件を満たす取引について管理画面から全額または一部の取消ができます。
取消後は元に戻せないため、対象取引と金額を見たうえで処理してください。
まとめ|Airペイ オンライン決済は来店前決済や月謝の選択肢になる
Airペイ オンライン決済を使えば、お客様が店舗にいないときでも決済リンクを送り、カードで支払ってもらえます。
都度決済だけでなく定期決済も用意されているため、予約後の事前決済や月謝・会費など、店頭Airペイだけでは対応できない支払い方を追加できるのが特徴です。
初期費用・月額固定費・振込手数料は0円。すでにAirペイを利用している店舗であれば、同じAirIDからオンライン決済を始められます。
その一方で、お客様にはリクルートIDが必要で、Airレジなど他サービスとの連携には対応していません。入金も店頭Airペイとは別になり、回数券や高額コースでは規約・法令を含めた判断が欠かせません。
こうした条件を先に理解しておけば、「導入してから想定と違った」という行き違いを減らせます。
電話やSNSで予約を受けることが多く、来店前のカード決済を取り入れたいサロンや、月謝・会費の支払いを整えたい店舗にとっては、検討する価値のある仕組みです。
毎日の会計や請求にかける時間が少し整うだけでも、その分をお客様への対応やサロンづくりに充てられます。まずは今の予約・支払いの流れを思い浮かべながら、Airペイ オンライン決済が無理なくなじむかを見てみてください。
自店で使えるかイメージできたら、最後に最新の料金・利用条件を公式サイトで確認しておきましょう。


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