キャッシュレス決済を導入するとき、SquareとAirペイのどちらを選ぶか迷う方も多いのではないでしょうか。
どちらも個人事業主や小規模店舗で取り入れやすく、月額固定費は0円。条件を満たした場合の主要カード決済手数料も、Squareは2.5%、Airペイは2.48%と大きな差がありません。
数字だけを見ると似ている2サービスですが、一方で、サロンの日々の運営まで含めて比べると、それぞれの機能を活かした使い方や得意分野がわかります。
- 予約・POSレジ・決済まで同じ仕組みにまとめたいならSquare
- 端末購入費を抑えながら幅広いキャッシュレス決済をそろえたいならAirペイ
- Androidスマートフォンを使いたいならSquare
- 売上の入金スピードを重視するならSquare
- QRコード決済の種類を重視するならAirペイ
特に美容室、ネイル、エステ、整体院などでは、決済手数料だけでなく、予約を受けてから施術後の会計・決済を終えるまでの流れも大切です。
この記事では、SquareとAirペイを手数料、決済端末、対応OS、入金、POSレジ、予約システムまで比べながら、個人サロンにはどちらが合うのかを整理します。
予約・POSレジ・決済をできるだけ同じ仕組みでそろえたい方は、Squareのサービス全体を見てみましょう。
端末購入費を抑えながら、カード・電子マネー・QRコード決済を幅広くそろえたい方にはAirペイも有力です。
- SquareとAirペイの違いを比較|まずは一覧でチェック
- SquareとAirペイの決済手数料を比較
- 端末・初期費用を比較|購入するSquare、貸与で始めるAirペイ
- 対応するカード・電子マネー・QRコード決済を比較
- 入金サイクルを比較|早く売上を受け取りたいならSquare
- POSレジ連携を比較|Square POSレジとAirレジはどう違う?
- 予約まで含めると違いが大きい|Square予約とAirリザーブを比較
- オンライン・非対面決済を比較
- 回数券・コース料金の前払いはSquareとAirペイで条件が違う
- 申込・審査・サポート・解約を比較
- SquareとAirペイは結局どっち?個人サロン向けに選び方を整理
- SquareとAirペイのよくある質問
- まとめ|手数料だけでなく予約・会計・決済の流れで選ぼう
SquareとAirペイの違いを比較|まずは一覧でチェック
細かな条件へ入る前に、2サービスの主な違いを一覧で見てみましょう。
| 比較項目 | Square | Airペイ |
|---|---|---|
| 月額固定費 | 0円 | 0円 |
| 対象カードの優遇料率 | 2.5%~ | 2.48% |
| 通常カード料率 | 3.25%など | 3.24% |
| 小型決済端末 | Square Reader 4,980円・購入 | 条件を満たせばカードリーダー無料貸与 |
| スマホ単体のタッチ決済 | iPhone・Android | iPhone |
| Android対応 | ○ | × |
| 電子マネー | ○ | ○ |
| QRコード決済 | 主要サービスに対応 | より幅広い |
| 通常の入金 | 最短翌営業日 | 月6回または月3回 |
| POSレジ | Square POSレジ | Airレジ |
| 予約システム | Square予約 | Airリザーブ |
| 予約情報から会計 | 自動引き継ぎに対応 | 同等の自動引き継ぎは公式情報で確認できず |
| オンライン決済 | リンク決済・請求書・オンライン販売など | Airペイ オンライン |
| 解約時の端末 | 購入品は返却不要 | 貸与品は原則返却 |
決済機能だけを見ると、SquareとAirペイはどちらも十分な機能を備えています。
主要カードの優遇手数料も2.48%と2.5%なので、このわずかな差だけで決める必要はありません。
個人サロンでは、使っているスマートフォン、端末にかかる初期費用、売上が口座へ入るタイミング、POSレジや予約システムとのつながりまで含めて見ることが大切です。
なお、SquareやAirペイ以外のサービスも含めて選びたい方は、個人サロン向けキャッシュレス決済端末5社の比較も参考にしてください。
SquareとAirペイの決済手数料を比較
最初に気になるのは、毎回の決済でかかる手数料でしょう。
対象となる主要カードではAirペイが2.48%、Squareが2.5%。数字だけならAirペイが0.02ポイント低くなります。
とはいえ、この差はサロンの毎月の負担を大きく左右するほどではありません。
カードの優遇手数料はSquare2.5%、Airペイ2.48%
Squareでは、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件を満たす場合、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Discoverの対面決済が2.5%になります。
最新の適用条件は、Square公式の決済手数料ページでも案内されています。
一方のAirペイには「決済手数料ディスカウントプログラム」があり、条件を満たしてブランドごとの審査を通過すると、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discoverを2.48%で利用できます。
Airペイの現在の適用条件は、Airペイ公式のディスカウントプログラムで見ることができます。
| 決済 | Square | Airペイ |
|---|---|---|
| 対象主要カードの優遇料率 | 2.5% | 2.48% |
| 通常の主要カード | 3.25%など | 3.24% |
| QRコード決済 | 3.25% | 主に税込3.24% |
| 電子マネー | 3.25% | 主に税込3.24% |
| COIN+ | ― | 税込1.08% |
「Squareならすべて2.5%」「Airペイならすべて2.48%」というわけではありません。
QRコードや電子マネーなど、優遇料率の対象にならない決済もあります。
2.5%・2.48%が適用される条件は違う
Airペイの2.48%は、対象カードブランドごとに条件が設けられています。
たとえば年間決済額の基準は、Visaが直近1年間2,000万円以下、Mastercardが1,000万円以下、JCB・American Express・Diners Club・Discoverは4ブランド合計で1,000万円以下などです。
複数店舗を運営している場合や、別の決済サービスでも同じカードブランドを利用している場合は、その売上も含めて判定されます。店頭掲示などの要件もあります。
Airペイ側の2.48%の適用条件や、カード・QRコード決済・電子マネーごとの手数料を詳しく確認したい方は、Airペイの手数料一覧をご覧ください。
Squareの2.5%にも適用条件があるため、個人事業主であれば自動的に優遇料率になるわけではありません。
Square側の2.5%の条件や、3.25%・3.6%・3.75%になる決済の違いを詳しく知りたい方は、Squareの手数料一覧・2.5%の条件を解説した記事も参考にしてください。
手数料0.02ポイント差だけで決めなくてよい
対象カードの売上が月50万円の場合、手数料は次のとおりです。
- Airペイ 2.48%:12,400円
- Square 2.5%:12,500円
- 差額:100円/月
月100万円でも差額は200円です。
もちろん毎月積み重なるコストなので軽視はできませんが、個人サロンでは端末代、入金までの日数、POSレジや予約との連携といった違いも、日々の運営に直結します。
手数料だけでなく、毎月の売上規模ごとに実際の負担額まで比べたい方は、キャッシュレス決済手数料を5社で売上別に比較した記事もあわせてご覧ください。
端末・初期費用を比較|購入するSquare、貸与で始めるAirペイ
決済端末の用意の仕方は、SquareとAirペイで大きく異なります。
Squareは必要な端末を購入する方式。Airペイは条件を満たせば、カードリーダーを無料で借りて始められます。
SquareはReader・Terminal・スマホタッチ決済から選べる
Squareでは、サロンの受付スペースや会計スタイルに合わせて複数の端末から選べます。
小型のSquare Readerは4,980円(税込)。スマートフォンやタブレットと組み合わせて、ICカードやタッチ決済を受け付けます。
紙レシートまで1台でまとめたい場合は、Square Terminalがあります。
Square Terminalは39,980円(税込)で、決済機能に加えてレシートプリンターを内蔵しています。受付まわりへプリンターや決済機器をいくつも並べたくないサロンでは、会計スペースをすっきりまとめやすい端末です。
ほかの端末も含めて見比べたい場合は、Squareの決済端末一覧から確認できます。
さらに、対応するiPhoneやAndroidスマートフォンなら、専用リーダーを使わずカードのタッチ決済を受けることもできます。
開業時は手持ちのスマートフォンで始め、必要になった段階でReaderやTerminalを追加するなど、サロンの成長に合わせて設備を増やしていけるのもSquareの魅力です。
Squareを選ぶ場合は、スマホだけで始める方法からReader、Terminal、Handy、Stand、Registerまで選択肢があります。端末ごとの料金や紙レシート、対応する支払い方法の違いは、Squareの決済端末比較で詳しく解説しています。
Airペイは条件を満たせばカードリーダーを無料貸与
Airペイは初期費用・月額固定費0円です。
現在の「0円スタートプログラム」では、所定の条件を満たす新規申込者にカードリーダーを無料で貸与しています。最新の条件はAirペイ公式の料金・端末ページで案内されています。
ここで押さえておきたいのは、カードリーダーは無料で受け取る購入品ではなく、貸与品であることです。
解約時には、カードリーダーや付属ケーブルなどを原則として返却します。
そのため、端末を購入して手元に残したい場合はSquare、導入時の端末購入費を抑えたい場合はAirペイが向いています。初期費用をどこまで抑えたいかでも選び方が変わります。
まずは端末代を抑え、カード・電子マネー・QRコード決済を幅広くそろえたいサロンにはAirペイが合います。
iPhone・Android・iPadの対応にも違いがある
Androidスマートフォンを使っている方は、この違いを先に見ておきましょう。
SquareはiPhone、iPad、Androidに対応しています。
対応するiPhoneでは「iPhoneのタッチ決済」、NFC対応のAndroid端末ではTap to Payを利用でき、専用カードリーダーがなくてもタッチ対応カードを受け付けられます。
AirペイはiPhone・iPad向けで、Androidはサポート対象外です。
Airペイ タッチを使えば、対応iPhoneだけでVisa、Mastercard、JCB、American Expressのタッチ決済を受けられます。
Androidをレジや決済端末として活用したい場合は、Squareが選びやすくなります。
iPhoneを使っている場合は、どちらも候補にできます。
なお、スマートフォンだけのタッチ決済では対応する決済方法に制限があります。交通系電子マネー、iD、QUICPayなども受けたい場合は、カードリーダーを含めた端末構成まで見ておきましょう。
紙レシートを出すならプリンターも考える
Square Terminalはプリンターを内蔵しています。
Square Readerやスマートフォン決済を使う場合は、紙レシートが必要なら対応プリンターを追加します。メールやSMSによる電子レシートを中心にするなら、プリンターを置かない運用も可能です。
Airペイの標準カードリーダーにはプリンターが内蔵されていません。
紙の控えを出したい場合は対応プリンターを用意しますが、電子レシート中心なら必須ではありません。
受付スペースが限られる個人サロンでは、端末価格だけでなく、レジまわりにどのくらい機器を置くことになるのかまでイメージしておくと選びやすくなります。
対応するカード・電子マネー・QRコード決済を比較
対応する決済方法は、SquareもAirペイも充実しています。
主要クレジットカードだけなら、大きな差はありません。
| 決済方法 | Square | Airペイ |
|---|---|---|
| Visa | ○ | ○ |
| Mastercard | ○ | ○ |
| JCB | ○ | ○ |
| American Express | ○ | ○ |
| Diners Club | ○ | ○ |
| Discover | ○ | ○ |
| UnionPay(銀聯) | ○ | ○ |
| 交通系IC | ○ | ○ |
| iD | ○ | ○ |
| QUICPay | ○ | ○ |
| 楽天Edy | ― | ○ |
| PayPay | ○ | ○ |
| d払い | ○ | ○ |
| 楽天ペイ | ○ | ○ |
| au PAY | ○ | ○ |
| WeChat Pay | ○ | ○ |
| Alipay+ | ○ | ○ |
| COIN+ | ― | ○ |
| J-Coin Pay | ― | ○ |
主要クレジットカードと電子マネーはどちらも充実
Visa、Mastercard、JCB、American Expressなどの主要カードは、両サービスとも対応しています。
交通系IC、iD、QUICPayにも対応しているため、一般的な個人サロンで想定されるキャッシュレス決済は、どちらでもかなり広くカバーできます。
QRコード決済の種類はAirペイが多い
QRコード決済の幅ではAirペイが一歩リードします。
PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAYに加え、COIN+、J-Coin Pay、Smart Code、UnionPay QRなどにも対応しています。
とはいえ、サロンのお客様がよく使う決済がPayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYなどに集中しているなら、Squareでも主要なQRコード決済は押さえられます。
対応ブランドの総数だけで選ぶより、普段のお客様が使いたい支払い方法に対応しているかで判断するほうが実用的です。
入金サイクルを比較|早く売上を受け取りたいならSquare
施術後に決済された売上がいつ銀行口座へ入るのかは、材料費や家賃などを一人で管理する個人サロンでは、手数料と同様に気になる部分です。
Squareは最短翌営業日、即時入金にも対応
Squareでは、三井住友銀行またはみずほ銀行を振込先にすると、売上が翌営業日に自動で振り込まれます。
その他の金融機関でも、基本は週1回。通常の振込手数料は0円です。
さらに、入金額の1.5%の手数料はかかりますが、必要なときに売上を送金できる即時入金サービスもあります。
仕入れや固定費の支払いに合わせて、できるだけ早く売上を手元へ戻したいサロンでは大きなメリットです。詳細はSquare公式の即時入金サービスで案内されています。
Airペイは金融機関により月6回または月3回
Airペイでは、振込先がみずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行の場合は月6回、その他の金融機関は月3回です。
振込手数料は0円です。
月3~6回の入金で十分であれば大きな不便にはなりにくい一方、売上を早めに受け取りたいサロンではSquareのほうが余裕を持って資金を回せます。
POSレジ連携を比較|Square POSレジとAirレジはどう違う?
ここまでは主に「決済」の違いを見てきました。
サロンでは、施術料金を呼び出し、店販商品を追加し、その日の売上やお客様の会計履歴を残すPOSレジまで一緒に考えると、受付から会計までの動線がスムーズになります。
SquareにはSquare POSレジ、AirペイにはAirレジがあります。どちらも基本的なPOSレジ機能を月額0円で使えます。
SquareはPOSレジと決済を同じSquareの仕組みで扱える
Square POSレジでは、施術メニューや商品を選び、そのままSquare Reader、Square Terminal、スマートフォンのタッチ決済などへ進めます。
決済した内容はSquare側へ記録され、売上、商品、決済方法、顧客情報などを同じアカウント内で扱えます。
施術料金にシャンプーや化粧品などの店販商品を加える会計も、一つの流れで進められます。
決済サービスとPOSレジを別々に管理する負担を減らし、日々の会計を同じSquareの仕組みへ寄せられる点が強みです。
Square POSレジをサロンで使う場合の料金や顧客管理、予約との関係は、Square POSレジは個人サロンに向いている?で詳しく解説しています。
会計だけでなく、売上・顧客情報・決済まで同じSquareの仕組みで整えたい方は、POSレジの機能も見ておきましょう。
AirレジとAirペイも会計金額を連携できる
AirレジとAirペイは別サービスですが、組み合わせて使えます。
Airレジで会計金額を計算し、その金額をAirペイへ渡して決済できるため、同じ金額をもう一度入力する手間や入力ミスを減らせます。
Airレジでは、施術や商品の登録、売上管理、顧客情報、お客様メモ、顧客に紐付けた会計履歴、在庫管理などを利用できます。
「まずは無料POSレジとしてAirレジを使い、キャッシュレス決済だけAirペイを追加する」という組み合わせは、費用を抑えて始めたい個人サロンにも取り入れやすいでしょう。
Airレジの機能やAirペイとの使い分けは、Airレジは個人サロンに向いている?料金・Airペイ・予約連携まで解説で詳しく紹介しています。
POSレジだけならどちらも有力
| 項目 | Square | Air |
|---|---|---|
| POS | Square POSレジ | Airレジ |
| POSの基本料金 | 0円 | 0円 |
| 会計金額→決済 | ○ | ○ |
| 金額の二度打ち防止 | ○ | ○ |
| 顧客と会計履歴の紐付け | ○ | ○ |
| POSと決済の関係 | 同じSquare基盤 | AirレジとAirペイを連携 |
POSレジと店頭決済までなら、どちらも十分に実用的です。
違いがより明確になるのは、ここへ予約システムまで加えたときです。
予約まで含めると違いが大きい|Square予約とAirリザーブを比較
美容室、ネイル、エステ、整体院などでは、予約受付と会計は別々の仕事ではありません。
お客様が予約し、来店して施術を受け、最後に会計を済ませる。毎日繰り返すこの流れがなめらかにつながるほど、受付や入力に取られる小さな手間を減らせます。
Squareは予約情報をそのまま会計へ引き継げる
SquareにはSquare予約があります。
Square予約では、予約カレンダーから対象の予約を選び、そのまま会計へ進めます。
予約情報は会計へ自動で引き継がれ、必要であればシャンプーや化粧品などの店販商品を追加。そのままSquareの決済へ進むことができます。
売上は予約を担当したスタッフにも関連付けられます。
- 予約を受ける
- お客様が来店する
- 予約内容を開く
- 必要なら店販商品を追加する
- 会計する
- Squareで決済する
この一連の流れをSquareの中へまとめられるため、予約管理まで含めて店舗の仕組みを整えたいサロンには大きな魅力があります。
Square予約には1店舗で利用できる月額0円のフリープランもあります。料金やプランごとの違いは、Square予約の料金プランを解説した記事でも詳しくまとめています。
AirリザーブとAirレジは顧客情報を共有できる
Airにも予約サービスとしてAirリザーブがあります。
同じ店舗番号でAirレジとAirリザーブを使うと、店舗基本情報や顧客基本情報を共有できます。
そのため、予約はAirリザーブ、POSレジはAirレジ、決済はAirペイという形でAirのサービスをそろえることもできます。
一方で、それぞれの役割は分かれています。
予約カレンダーや予約履歴はAirリザーブ、会計履歴はAirレジが中心です。現在の公式情報では、Square予約のように予約日時・メニュー・担当者・料金を予約情報からAirレジの会計へそのまま自動で引き継ぐ仕組みまでは記載されていません。
つまり、同じAirブランドでそろえることはできますが、「予約から会計までが一つのシステムになる」というわけではありません。
サロンの「予約→会計→決済」で比べると違いが分かる
| 項目 | Square予約+POS+決済 | Airリザーブ+Airレジ+Airペイ |
|---|---|---|
| 顧客基本情報 | Square基盤 | Airレジ・Airリザーブ間で共有可 |
| 予約履歴 | Square予約 | Airリザーブ |
| 会計履歴 | Square | Airレジ |
| 予約内容→会計 | 自動引き継ぎ○ | 同等機能は公式情報で確認できず |
| 予約担当者→売上 | 自動関連付け | Airレジ会計時の担当者設定が基本 |
| 予約時オンライン決済 | ○ | ○ |
| 全体の特徴 | 一体性が高い | 複数サービスを連携 |
店頭決済だけなら、SquareとAirペイはかなり近いサービスです。
予約・POSレジ・決済まで含めると、Squareは一連の業務を同じ仕組みへまとめやすいことが分かります。
一方、予約システムは別に選び、POSレジとキャッシュレス決済だけAirでそろえたいサロンなら、Airレジ+Airペイという組み合わせも十分魅力的です。
オンライン・非対面決済を比較
サロンによっては、店頭だけでなく「LINEで決済URLを送りたい」「来店前に支払ってもらいたい」「月額サービスの支払いを受けたい」といった場面もあります。
Square、Airペイともに非対面決済の選択肢があります。
Squareはリンク決済・請求書・オンライン販売まで選択肢が多い
Squareリンク決済では、決済用URLを作成し、メール、SMS、SNSなどでお客様へ送れます。
月額固定費は0円で、決済手数料は3.6%です。
このほかにも、Square請求書、オンライン販売、サブスクリプション、保存済みカードを使った支払いなど、店頭以外の支払い方法を複数用意しています。
今は店頭決済だけでも、将来的にオンライン販売や継続課金まで広げたいサロンにとっては、同じSquareの中で選択肢を増やせる点が魅力です。
Airペイ オンラインは決済手数料3.24%
Airペイ オンラインは、初期費用・月額費用・振込手数料0円、決済手数料3.24%です。
決済リンクをお客様へ送り、1回払いだけでなく継続・月額課金にも対応します。
一方、購入するお客様側にはリクルートIDが必要です。また、Airペイ オンラインの売上入金は月1回となります。
オンライン決済の料率だけならAirペイ オンラインが低めですが、Squareには請求書やオンライン販売など別の方法があります。
どちらが合うかは、店頭以外でどのような支払いを受けたいかまで考えて選ぶのがおすすめです。
回数券・コース料金の前払いはSquareとAirペイで条件が違う
エステや整体院などで回数券・コースを販売する場合は、通常の都度払いとは分けて考える必要があります。
Squareでは、回数券や継続的なサービスについて、業種、金額、提供期間、カードブランドなどによって利用条件が変わります。
Airペイも回数券やコース代金の前払いを一定の条件で取り扱えますが、特定継続的役務に該当しないこと、決済後1年以内にサービス提供が完了することなどの条件があります。
そのため、「Squareなら回数券はすべて決済できる」「Airペイなら長期コースでも通常の施術代と同じように決済できる」とは限りません。
特にエステサロンで高額・長期コースを扱う場合は、手数料より先に、その契約を決済会社が取り扱えるかを見る必要があります。
回数券、高額コース、特定継続的役務、分割払いまで含めて比べたい方は、エステサロン向け決済端末6社比較で詳しく解説しています。
申込・審査・サポート・解約を比較
料金や機能だけでなく、導入するときの流れや、困ったときの相談先も見ておきたいところです。
申込みから使えるようになるまで
Squareでは、Visa、Mastercard、American Express、UnionPayなどの審査は通常1~3営業日が目安とされ、JCB、Diners Club、Discoverは5~15日程度かかる場合があります。
QRコード決済はさらに時間がかかることがあります。
Airペイも決済方法ごとに審査が行われます。
Airペイ タッチには最短15分から利用開始という案内がありますが、Airペイで扱うすべての決済方法が15分で利用できるわけではありません。カード、電子マネー、QRコードでは審査期間が異なります。
開業日やキャッシュレス開始日が決まっている場合は、少し余裕を持って申し込んでおくと安心です。
困ったときの問い合わせ・サポート
Squareは電話やメールなどのサポートを用意しており、電話窓口は10時から23時まで利用できます。
Airペイも既存加盟店向けの電話窓口があり、9時30分から23時まで年中無休で受け付けています。問い合わせフォームは24時間利用できます。
営業後に設定を見直したいときや、決済で困ったときにも夜まで相談できるのは、サロンオーナーにとって心強い部分です。
解約時はAirペイの貸与端末を返却する
Square ReaderやSquare Terminalは購入品なので、Squareの利用をやめても返却する必要はありません。
Airペイの0円スタートプログラムなどで貸与されたカードリーダーは、解約時に原則返却します。
Airペイはサービス利用を終了できますが、貸与機器の返却方法や契約時の条件は申込内容によって関わる部分があります。解約を考えたときに慌てないよう、申込みの際に利用条件まで目を通しておくと安心です。
SquareとAirペイは結局どっち?個人サロン向けに選び方を整理
ここまで比べると、SquareとAirペイは似ている部分が多い一方、サロンでの使い方にははっきりとした違いがあります。
Squareが向いているサロン
- 予約・POSレジ・決済までまとめたい
- Square予約も使いたい
- Androidスマートフォンを使いたい
- 売上をできるだけ早く受け取りたい
- 決済端末を購入して所有したい
- プリンター内蔵端末を使いたい
- 将来はリンク決済、請求書、オンライン販売、継続課金まで広げたい
特に注目したいのは、予約から会計までのつながりです。
キャッシュレス決済だけならAirペイも非常に充実していますが、Square予約まで利用すると、予約情報を開いてそのまま会計へ進めます。
予約、施術、店販、会計、決済。毎日の細かな作業をできるだけ同じ仕組みへまとめたいサロンなら、Squareの強みを活かせます。
Airペイが向いているサロン
- 専用カードリーダーの購入費を抑えたい
- iPhoneまたはiPadを使っている
- カード・電子マネー・QRコードを幅広く受けたい
- Airレジを無料POSレジとして使いたい
- QRコード決済の対応範囲を重視する
- 予約システムは別で選びたい、またはAirリザーブと組み合わせたい
- 売上の入金が月3回~6回でも問題ない
Airペイは、幅広い店頭キャッシュレス決済を月額固定費0円でそろえられるのが魅力です。
条件を満たせばカードリーダーを無料で借りられ、Airレジと組み合わせれば会計金額の二度打ちも減らせます。
予約まで一つのサービスへまとめることより、必要な機能を低コストで組み合わせたいサロンに向いています。
SquareとAirペイのよくある質問
SquareとAirペイはどちらが手数料が安い?
対象となる主要カードでは、Airペイのディスカウントプログラムが2.48%、Squareが2.5%です。
Airペイが0.02ポイント低いものの、適用条件は異なります。
月50万円の対象カード売上なら差額は100円なので、端末代、入金、POSレジ、予約との連携まで含めて選ぶほうが、自店に合うサービスを見つけやすくなります。
個人事業主や一人サロンでも使える?
Square、Airペイともに個人事業主が申し込めます。
実際の利用可否は加盟店審査によって決まります。
どちらも月額固定費0円から利用できるため、一人サロンや開業時のキャッシュレス決済として比較しやすいサービスです。
スマホだけでキャッシュレス決済できる?
対応するスマートフォンであれば可能です。
Squareは対応するiPhone・Android、Airペイ タッチは対応iPhoneでカードのタッチ決済を受けられます。
ただし、スマートフォン単体で受けられる決済ブランドには制限があります。電子マネーや幅広い決済方法までそろえたい場合は、カードリーダーの利用も含めて考えましょう。
Androidスマホならどちらを選べばいい?
Androidを使いたい場合はSquareです。
Squareは対応Android端末でPOSレジやTap to Payを利用できます。
AirペイはAndroidをサポートしていません。
SquareとAirペイはどちらが入金が早い?
入金の早さではSquareが優位です。
三井住友銀行・みずほ銀行なら最短翌営業日に自動入金され、その他の銀行でも基本は週1回です。
Airペイは銀行によって月6回または月3回となります。
Squareには、手数料1.5%で利用できる即時入金サービスもあります。
回数券やコース料金の支払いにも使える?
両社とも利用条件があります。
Squareは業種、金額、提供期間、カードブランドなどで条件が変わり、Airペイでは特定継続的役務に該当しないことや、決済後1年以内にサービス提供が完了することなどが条件になります。
特にエステサロンの回数券や高額コースでは、通常の都度払いとは条件が大きく異なることがあります。
エステサロン向け決済端末6社比較では、Square・Airペイを含む6社について、回数券、高額コース、特定継続的役務、分割払いまで詳しく比べています。
まとめ|手数料だけでなく予約・会計・決済の流れで選ぼう
SquareとAirペイは、どちらも個人サロンのキャッシュレス化を支えてくれる有力なサービスです。
対象カードの優遇手数料はAirペイ2.48%、Square2.5%。この数字だけなら、ほぼ互角と考えてよいでしょう。
違いが表れるのは、その先です。
予約・POSレジ・決済をできるだけ同じ流れへまとめたいならSquare。
Square予約から会計へ情報を引き継ぎ、そのまま決済まで進めるため、予約受付から施術後の会計までを一つの仕組みへ近づけられます。Android対応や入金の早さも魅力です。
初期費用を抑えながら、カード・電子マネー・QRコード決済を幅広くそろえたいならAirペイ。
条件を満たせばカードリーダーを無料で借りられ、Airレジを組み合わせればPOSレジも月額0円から利用できます。
キャッシュレス決済を整えると、お客様がその日の都合に合わせて支払い方法を選べるようになります。オーナー側にとっても、会計や売上管理を少しずつ最適化していくきっかけになります。
予約・POSレジ・決済まで同じ流れで整えたい方は、Squareのサービスを見てみましょう。必要な機能から少しずつ広げていけます。
カードリーダーの購入費を抑えながら、幅広いキャッシュレス決済をそろえたい方はAirペイが有力です。


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