施術中に予約の電話が鳴る。
LINEで予約変更の連絡が来る。
紙台帳を見ながら、回数券の残り回数を確認する。
一人で整体院を運営していると、施術以外の予約管理に時間を取られる場面は少なくありません。
整体院の予約システムを選ぶときは、単に「ネット予約ができるか」だけでなく、初回と再来で所要時間を分けられるか、回数券を管理できるか、施術メモを残せるか、無断キャンセル対策ができるかまで確認することが大切です。
特に自費施術中心の整体院では、5回券・10回券などの回数券、初回カウンセリング、次回予約、電話やLINEとの併用など、一般的な店舗予約とは少し違う確認ポイントがあります。
この記事では、一人整体院・小規模整体院向けに、以下の4つの予約システムを比較します。
- STORES予約
- Square予約
- RESERVA
- からだケア
回数券やLINE予約までバランスよく整えたいならSTORES予約。
予約・キャッシュレス決済・POSレジまでまとめたいならSquare予約。
カルテ、回数券、設備管理まで細かく作り込みたいならRESERVA。
治療院寄りの施術記録や回数券管理を重視するなら、からだケア。
4サービスはどれか一つが絶対に正解というより、整体院の運用によって向き・不向きが変わります。
この記事では、料金や機能だけでなく、整体院で実際に使う場面を想定しながら、選び方を整理します。
- この記事でわかること
- 先に結論:整体院向け予約システムは目的別に選ぶ
- 整体院におすすめの予約システム4選 比較表
- 整体院の予約システム選びで重視したいポイント
- STORES予約|回数券・月謝・LINEまでバランスよく使いたい整体院向け
- Square予約|予約・決済・POSレジまでまとめたい整体院向け
- RESERVA|カルテ・回数券・設備まで細かく作り込みたい整体院向け
- からだケア|治療院寄りの施術記録・回数券管理を重視する整体院向け
- 整体院向け予約システム4サービスの詳細比較
- 整体院向け予約システム4サービスの選び方
- あわせて比較したい予約システム
- 整体院が予約システムを導入する前に確認したいこと
- よくある質問
- まとめ|整体院の予約システムは「予約受付」だけで選ばない
この記事でわかること
この記事では、次の内容を解説します。
- 整体院向け予約システムを選ぶときの比較ポイント
- STORES予約・Square予約・RESERVA・からだケアの違い
- 回数券、施術メモ、カルテ、無断キャンセル対策の比較
- 一人整体院・開業予定者に向いている予約システム
- Airリザーブ、リザービア、COCKPITなど、あわせて比較したいサービス
先に結論:整体院向け予約システムは目的別に選ぶ
先に選び方を整理すると、次のようになります。
| 目的 | 向いている予約システム |
|---|---|
| 回数券・月謝・LINE予約までバランスよく整えたい | STORES予約 |
| 予約・決済・POSレジまでまとめたい | Square予約 |
| カルテ・回数券・設備管理まで細かく作り込みたい | RESERVA |
| 治療院寄りの施術記録や回数券管理を重視したい | からだケア |
まずはこの4つの方向性から、自院に近いものを選ぶと比較しやすくなります。
整体院におすすめの予約システム4選 比較表
| サービス | 月額料金の目安 | 整体院向けの強み | 注意点 | 向いている整体院 |
|---|---|---|---|---|
| STORES予約 | 0円〜 | 回数券・月謝、LINE、Google連携まで広げやすい | 回数券予約はスモール以上。スタッフ・設備管理はチーム以上 | 回数券やLINE予約までバランスよく整えたい整体院 |
| Square予約 | 0円〜 | 予約・決済・POSレジ・キャンセル対策をまとめやすい | リソース管理はプレミアム。LINE連携は要確認 | 予約と会計、キャッシュレス決済をまとめたい整体院 |
| RESERVA | 0円〜 | カルテ、回数券、設備、予約アンケートまで細かく設定しやすい | 整体院で必要な機能は上位プラン確認が必要 | 予約ルールや回数券、設備管理を作り込みたい整体院 |
| からだケア | 2,500円〜 | 施術・接客カルテ、回数券管理など治療院寄りの実務に強い | 決済・Google連携・POS連携は要確認 | 施術記録や回数券管理を重視する一人整体院 |
※料金・機能は変更される場合があります。導入前に必ず各公式サイトで最新情報を確認してください。
回数券やLINE予約まで含めて予約管理を整えたい場合は、STORES予約を見ておくと比較しやすいです。まずは無料プランで使える範囲と、有料プランで増える機能を確認してみてください。
予約と会計、キャッシュレス決済までまとめたい場合は、Square予約も確認しておきたいサービスです。1店舗なら無料プランから始めやすいため、予約ページや顧客管理の使い勝手を見ておくと判断しやすくなります。
整体院の予約システム選びで重視したいポイント
整体院向けの予約システムは、単純に「無料で使えるか」だけで選ぶと失敗しやすいです。
回数券を使うのか。
施術メモを残したいのか。
決済やPOSレジまでまとめたいのか。
ベッドや個室を管理したいのか。
まずは、自院の運用に近いサービスをざっくり確認してみましょう。
なお、一人でサロンや整体院を運営している場合は、予約システム全体の選び方もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。
関連記事:
一人サロンにおすすめの予約システム4選|無料で始めやすい選び方も解説
初回と再来で予約時間を分けられるか
整体院では、初回だけ長めに時間を取ることがあります。
初回はカウンセリングや検査を含めて90分。
再来は通常施術として45分。
このような運用をする場合は、初回用メニューと再来用メニューを分けて作れるかを確認しておきたいところです。
多くの予約システムでは、来院回数を自動で判定してメニューを切り替えるというより、院側で「初回メニュー」「再来メニュー」を用意して、お客様に選んでもらう形が基本になります。
そのため、メニュー名や説明文で「初めての方はこちら」「2回目以降の方はこちら」と分かりやすく案内できるかも大切です。
回数券の残数・有効期限を管理できるか
整体院では、5回券、8回券、10回券などの回数券を販売することがあります。
ここで大切なのは、「回数券を販売できるか」だけではありません。
残数を管理できるか。
有効期限を確認できるか。
予約時や会計時に消化できるか。
店頭で現金販売した分も登録できるか。
このあたりまで確認しておかないと、結局は紙やExcelで別管理になってしまう可能性があります。
小さな手間ですが、毎日積み重なると地味に負担です。
回数券を使う整体院では、予約システム内でどこまで管理できるかを必ず見ておきましょう。
施術メモやカルテのように使えるか
整体院では、前回の主訴、施術内容、会話メモ、注意点などを残したい場面があります。
ここで見たいのは、「顧客情報を登録できるか」だけではありません。
施術ごとのメモを残せるか。
画像やファイルを添付できるか。
問診票や同意書に近い使い方ができるか。
スタッフがいる場合は、記録を共有しやすいか。
このあたりまで見ておくと、紙台帳や手書きメモから移行しやすくなります。
なお、予約システムの顧客メモや施術記録は、医療機関向けの電子カルテとは性質が異なる場合があります。
整体院で使う場合は、「施術メモや顧客管理として使いやすいか」という視点で見ると判断しやすいです。
ベッド・個室・スタッフの予約重複を防げるか
一人整体院でベッド1台なら、予約時間が重ならないようにできれば十分なケースもあります。
一方、ベッドが2台以上ある院、個室を使い分ける院、スタッフが複数いる院では、設備やスタッフの管理が必要になります。
スタッフが空いていても、ベッドが空いていなければ予約は受けられません。
ここは整体院ならではの確認ポイントです。
予約システムによっては、設備・備品・リソースとしてベッドや部屋を登録できるものがあります。
設備を登録できることと、スタッフとベッドを厳密に同時割当できることは、分けて考えると判断しやすいです。
複数ベッドや複数スタッフで運用する場合は、導入前に自院の予約パターンで確認しておきましょう。
無断キャンセル対策ができるか
整体院では、初回予約や長時間メニューの無断キャンセルが大きな損失になります。
確認したいのは、次のような項目です。
- 事前決済ができるか
- キャンセル期限を設定できるか
- リマインドメールを送れるか
- キャンセルポリシーを表示できるか
- 保存済みカードからキャンセル料を請求できるか
サービスによって、事前決済に強いもの、保存済みカードによる請求に強いもの、リマインドや予約ブロック中心のものがあります。
「キャンセル対策あり」と書かれていても、中身はかなり違います。
ここは比較しておきたいところです。
電話予約・LINE予約と併用できるか
開業直後や既存顧客が多い整体院では、ネット予約だけに一本化できないこともあります。
電話で予約を受ける。
LINEで日程変更が来る。
来店時に次回予約を取る。
こうした予約を、あとから管理画面に手動登録できるかも重要です。
ネット予約だけを見て選ぶと、実際の院内運用と合わない可能性があります。
今の予約経路と併用できるか。
ここを確認してから選ぶと、導入後のズレを減らせます。
STORES予約|回数券・月謝・LINEまでバランスよく使いたい整体院向け
STORES予約は、予約ページ作成、顧客管理、回数券・月謝、事前決済、LINEミニアプリ、Googleで予約などを幅広く使える予約システムです。
整体院向けには、特に回数券や月謝を使う院と相性があります。
予約管理だけでなく、顧客管理や回数券、LINE導線まで少しずつ整えたい場合に使いやすいサービスです。
STORES予約を整体院で使う場合の回数券・LINE予約・カルテ用途については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:STORES予約は整体院に向いている?回数券・LINE予約・カルテ用途まで解説
STORES予約の主な特徴
STORES予約は、無料プランから予約ページを作成できます。
無料プランには月間予約件数や予約ページ数の制限があり、回数券を利用した予約受付、スタッフ指名、設備管理、LINEミニアプリなどは、必要なプランやオプションが変わります。
「無料で始められるか」だけでなく、「自院に必要な機能がどのプランで使えるか」を確認することが大切です。
料金プランを詳しく確認したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:
STORES予約の料金プランを徹底解説|無料でどこまで使える?
整体院で使いやすいポイント
STORES予約は、整体院で使いやすいポイントが多いです。
- 初回用メニューと再来用メニューを分けて作れる
- 回数券・月謝に対応している
- 店頭販売した回数券の登録もできる
- 回数券の残数や有効期限を管理できる
- キャンセル時に回数券の残数が戻る
- 予約時アンケートや顧客メモを使える
- LINEミニアプリやGoogleで予約も検討できる
特に回数券を使う整体院では、STORES予約は見ておきたいサービスです。
販売だけでなく、残数や有効期限、予約時の消化まで管理しやすい点は、紙台帳から移行したい院にとって分かりやすいメリットです。
STORES予約の注意点
一人院でベッド1台、予約数もまだ多くない段階なら、まずは無料プランや低めのプランから使い勝手を確認しやすいです。
そのうえで、回数券、LINE連携、スタッフ指名、設備管理まで使いたい場合は、必要な機能がどのプランに含まれるかを見ておきましょう。
STORES予約はバランス型ですが、すべての機能が無料プランで使えるわけではありません。
回数券を本格的に使う院、LINE予約まで整えたい院、複数スタッフや複数ベッドを管理したい院では、有料プランやオプションも含めて比較するのが現実的です。
導入前に注意点も確認したい場合は、以下の記事も参考になります。
関連記事:
STORES予約のデメリットは?口コミから分かった注意点を個人サロン目線で解説
STORES予約が向いている整体院
STORES予約は、次のような整体院に向いています。
- 回数券を使いたい
- LINE予約も将来的に整えたい
- まず予約管理をきちんと整えたい
- 一人院から始めて、将来的にスタッフや設備管理へ広げたい
- STORESレジやSTORES決済との連携も検討したい
予約管理を軸に、少しずつ仕組みを育てたい整体院向けです。
STORES予約が向いていない可能性がある整体院
一方で、次のような整体院では、他サービスも比較したほうがよいです。
- 完全無料で回数券予約まで使いたい
- 保存済みカードからキャンセル料を後追い請求したい
- 問診票、同意書、専用カルテまで一体管理したい
- 低価格でスタッフ・設備管理まで使いたい
STORES予約はバランス型ですが、すべての高度機能が低価格で使えるわけではありません。
必要な機能が多い場合は、プラン確認がかなり重要です。
STORES予約の公式サイトで確認する
回数券・月謝・LINE予約まで含めて整体院の予約管理を整えたい場合は、STORES予約を確認しておきたいところです。
無料プランで予約ページを作れるため、まずは自院のメニューを登録したときに使いやすいか確認するところから始められます。
Square予約|予約・決済・POSレジまでまとめたい整体院向け
Square予約は、予約管理だけでなく、キャッシュレス決済、POSレジ、顧客管理、売上管理までSquareの仕組みでまとめやすいサービスです。
一人整体院で「予約と会計を別々に管理したくない」という場合に使いやすいです。
予約は予約システム。
会計は別の決済アプリ。
売上はまた別の表。
このように管理が分かれると、あとから確認が面倒になります。
予約と会計をまとめたい整体院では、Square予約の方向性は分かりやすいです。
Square予約の主な特徴
Square予約は、1店舗であれば無料プランから使えます。
予約件数や顧客数を気にせず始めやすい点は、一人整体院にとって大きなメリットです。
また、Squareの決済やPOSレジと組み合わせやすいため、キャッシュレス決済や売上管理までまとめたい院に向いています。
Square予約の料金や無料プランについて詳しく確認したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:
Square予約の料金を解説|無料プランでどこまで使える?決済手数料も紹介
整体院で使いやすいポイント
Square予約の主な強みは次のとおりです。
- 1店舗なら無料プランから使える
- 予約件数・顧客数を気にせず始めやすい
- 顧客メモ、予約・売上履歴、ファイル添付に対応
- 問診票や同意書に使えるフォーム機能がある
- 無断キャンセル対策に強い
- 回数券に近い「パック」機能がある
- POSレジやキャッシュレス決済と連携しやすい
特に、無断キャンセル対策や決済まわりを重視する整体院では、Square予約は見ておきたいサービスです。
カード登録、キャンセルポリシー、キャンセル料請求を使いたい場合は、対象プランや決済手数料を確認しておきましょう。
Square予約の回数券・パック機能
Square予約には、回数券に近い使い方ができる「パック」機能があります。
たとえば、5回分・10回分の施術をまとめて購入してもらい、来店時の会計に合わせて利用するような運用です。
STORES予約のように「予約申込時に回数券を消化する」形とは、少し考え方が異なります。
Square予約は、予約管理だけでなく会計やPOSレジと一緒に使うサービスです。そのため、回数券も予約時より会計時の管理に寄せて考えるとイメージしやすくなります。
回数券を予約時に消化したいのか。
来店時の会計で消化したいのか。
この違いは、導入前に整理しておきたいポイントです。
Square予約の注意点
Square予約にも注意点があります。
- 無断キャンセル防止対策はプラス以上
- リソース管理はプレミアム
- LINE公式アカウントとの標準的な直接連携は確認できない
- パック機能はSTORES予約の回数券とは運用が異なる
- 治療院専用電子カルテではない
- 決済を使うには加盟店審査や手数料も確認が必要
予約と決済をまとめられるのは大きなメリットですが、決済を使えば手数料も発生します。
月額無料だけで判断せず、決済手数料や必要な有料機能まで含めて見ておくと安心です。
Square予約の注意点を先に確認したい場合は、以下の記事も参考になります。
関連記事:
Square予約のデメリットは?個人サロンが導入前に確認したい注意点
Square予約が向いている整体院
Square予約は、次のような整体院に向いています。
- 予約と会計をまとめたい
- キャッシュレス決済を導入したい
- POSレジ・売上管理まで一体化したい
- 無断キャンセル対策を重視したい
- 1店舗の一人整体院で無料から始めたい
予約管理とお金まわりを一緒に整えたい院向けです。
Square予約が向いていない可能性がある整体院
一方で、次のような場合は他サービスも比較したほうがよいです。
- LINE予約を重視したい
- 回数券を予約時に消化する運用をしたい
- 低価格でベッドや個室まで細かく管理したい
- 決済やPOSより予約管理だけをシンプルに使いたい
Square予約は、予約だけでなく決済・POSまで広く使えるサービスです。
そのぶん、予約だけを軽く使いたい人には広く感じる可能性があります。
Square予約の公式サイトで確認する
予約だけでなく、会計・キャッシュレス決済・POSレジまでまとめたい整体院なら、Square予約は相性のよいサービスです。
無料プランで予約ページや顧客管理を試しながら、決済手数料や必要な有料機能もあわせて確認してみてください。
RESERVA|カルテ・回数券・設備まで細かく作り込みたい整体院向け
RESERVAは、予約管理、顧客管理、カルテ、回数券、月額プラン、部屋・備品管理、LINE連携、Googleカレンダー連携など、多くの機能を備えた予約システムです。
整体院向けには、細かく予約ルールを作り込みたい院に向いています。
RESERVAの主な特徴
RESERVAは、予約タイプや機能が豊富です。
担当者、部屋、備品、回数券、カルテ、予約アンケートなど、整体院でも使いたくなる機能が多くあります。
一方で、どの機能がどのプランで使えるか、どの予約タイプで運用するのがよいかは、事前に確認が必要です。
整体院で使いやすいポイント
RESERVAの主なポイントは次のとおりです。
- 初回・再来メニューを分けて運用しやすい
- カルテ機能を使える
- 回数券・月額プランに対応
- 部屋・備品管理に対応
- 予約時アンケートを設定できる
- オンラインカード決済に対応
- LINE連携やGoogleカレンダー連携も検討できる
整体院で「予約ルールを細かく作りたい」「回数券やカルテも管理したい」という場合、RESERVAは比較しやすいサービスです。
RESERVAのカルテ・回数券
RESERVAは、カルテや回数券まわりの機能が比較的見えやすいサービスです。
整体院で使いたい機能は上位プランになる場合があります。
カルテ、予約アンケート、回数券などを使いたい場合は、ゴールド以上を確認する必要があります。
また、ファイル添付など一部機能はさらに上位プランになる場合があります。
無料プランがあるからといって、整体院で必要な機能がすべて無料で使えるわけではありません。
ここは誤解しやすいところです。
RESERVAの導入前に見ておきたい点
RESERVAは、予約ルールを細かく作り込めるサービスです。
担当者、部屋、備品、回数券、カルテ、予約アンケートなど、整体院でも使いたくなる機能が多くあります。
そのぶん、最初に見るべきなのは「どの機能があるか」だけではありません。
自院に必要な機能が、どのプランで使えるか。
どの予約タイプで運用するのが合うか。
スタッフやベッドの管理を、実際の院内オペレーションに合わせられるか。
ここまで確認しておくと、導入後のズレを減らせます。
RESERVAは、最低限の予約受付だけを簡単に始めたい院よりも、予約ルールや顧客管理をしっかり設計したい院に向いています。
STORES予約とRESERVAで迷う場合は、以下の記事で料金や機能の違いを比較しています。
関連記事:
STORES予約とRESERVAを比較|美容室・個人サロンにおすすめなのはどっち?
RESERVAが向いている整体院
RESERVAは、次のような整体院に向いています。
- 回数券や月額プランを細かく管理したい
- カルテや予約アンケートを使いたい
- ベッド、個室、備品などを管理したい
- 予約ルールを細かく作り込みたい
- 将来的にスタッフやメニューが増える可能性がある
小規模でも、運用をしっかり設計したい院に向いています。
RESERVAが向いていない可能性がある整体院
一方で、次のような場合は少し重く感じるかもしれません。
- とにかく簡単に始めたい
- 低コストで最低限の予約管理だけできればよい
- 設定に時間をかけたくない
- 無料プラン中心で回数券やカルテまで使いたい
RESERVAは、多機能型です。
まずは公式料金表で、自院に必要な機能がどのプランで使えるかを確認しましょう。
からだケア|治療院寄りの施術記録・回数券管理を重視する整体院向け
からだケアは、治療院・整体院寄りの予約管理サービスです。
予約管理だけでなく、施術・接客カルテ、回数券管理、電話・LINE・ネット予約の管理、顧客分析など、整体院の実務に近い機能を持っています。
汎用的な予約システムよりも、「施術記録を残す」「回数券を管理する」「電話やLINEの予約もまとめる」といった日々の運用に寄っているのが特徴です。
紙台帳や手書きメモで管理している一人整体院にとっては、使い方をイメージしやすいサービスです。
からだケアの主な特徴
からだケアは、施術記録や回数券管理を重視する整体院と相性があります。
電話、LINE、ネット予約を管理しながら、施術・接客カルテや回数券の管理も行えるサービスです。
紙台帳から移行したい一人整体院には、運用イメージが比較的わきやすい選択肢です。
整体院で使いやすいポイント
からだケアの主なポイントは次のとおりです。
- 施術・接客カルテに対応
- 来店日ごとの施術内容や会話内容を記録できる
- 回数券管理に対応
- 残数・有効期限を確認しやすい
- 電話・LINE・ネット予約をまとめやすい
- 特定顧客の予約ブロックやリマインドに対応
- 契約期間の縛りがない
予約だけでなく、施術記録や回数券までまとめたい場合に使いやすいです。
からだケアの注意点
からだケアは、施術記録や回数券管理を重視したい整体院に向いています。
一方で、予約とキャッシュレス決済、POSレジ、Google予約までまとめたい場合は、Square予約やSTORES予約のほうが比較しやすい場面があります。
また、問診票・同意書・画像ファイル管理・ベッドや個室の細かな設備管理まで一つのシステムで完結させたい場合は、事前に必要な機能を整理しておきたいところです。
からだケアは「決済や外部連携まで広くまとめるサービス」というより、治療院寄りの予約管理・施術記録・回数券管理に強みがあるサービスとして見ると分かりやすいです。
からだケアが向いている整体院
からだケアは、次のような整体院に向いています。
- 予約だけでなく施術記録も残したい
- 紙台帳や紙カルテから移行したい
- 回数券の残数管理を重視したい
- 電話・LINE・ネット予約をまとめたい
- 治療院寄りのサービスを選びたい
一人整体院の実務に近い形で使いたい人向けです。
からだケアが向いていない可能性がある整体院
一方で、次のような場合は他サービスも確認しましょう。
- 予約とキャッシュレス決済を一体化したい
- Google予約やPOSレジ連携を重視したい
- 問診票や同意書までオンラインで完結したい
- ベッドや個室の設備管理を細かく行いたい
からだケアは、治療院寄りの実務型です。
決済や外部連携まで強く求める場合は、別サービスのほうが合う可能性があります。
整体院向け予約システム4サービスの詳細比較
| 比較項目 | STORES予約 | Square予約 | RESERVA | からだケア |
|---|---|---|---|---|
| 初回・再来メニュー | ○ 初回用・再来用メニューを分けて運用 | ◎ サービス・バリエーションごとに時間設定しやすい | ○ 初回・再来メニューを分けて運用 | ○ メニューを分けて運用 |
| 自動で初回/再来を切替 | — 公式情報では確認できず | — 公式情報では確認できず | — 公式情報では確認できず | — 公式情報では確認できず |
| 回数券管理 | ◎ 残数・有効期限・予約時消化に対応 | ○ パック機能あり。会計時適用寄り | ◎ 回数券・月額プランに対応 | ◎ スタンダードで回数券管理 |
| 店頭販売分の回数券登録 | ○ 管理画面から購入者追加が可能 | ○ パック販売・管理が可能 | ○ 現地決済・銀行振込で登録可能 | 要確認 |
| 施術メモ・カルテ用途 | △ 顧客メモ・画像記録を簡易メモとして利用 | ○ メモ・ファイル添付・フォームに対応 | ◎ カルテ機能あり | ◎ 施術・接客カルテあり |
| 問診票・同意書 | △ 予約時アンケートあり | ○ デジタルフォームで対応可能 | ○ 予約時アンケートあり | 要確認 |
| 画像・ファイル添付 | △ 画像記録あり。PDF等は要確認 | ◎ ファイル添付・写真アップロードに対応 | ○ カルテ画像、ファイル添付はプラン確認 | 要確認 |
| スタッフ指名 | △ チーム以上 | ○ スタッフごとに設定可能 | ○ スタッフ指名タイプあり | ○ スタッフ指名の設定あり |
| ベッド・個室・設備管理 | △ チーム以上で設備・備品管理 | ○ プレミアムでリソース管理 | ○ 部屋・備品管理あり | 要確認 |
| 事前決済 | ○ 全プラン対応。4.9%+99円 | ◎ オンライン前払い・保存済みカードに対応 | ○ レゼルバペイメント対応 | 要確認 |
| 無断キャンセル対策 | △ 事前決済・期限設定・リマインド中心 | ◎ カード登録・キャンセル料請求に強い | ○ 決済済み予約のキャンセル料自動徴収あり | △ リマインド・予約ブロック中心 |
| LINE連携 | ○ スモール以上+月額4,400円 | 要確認 | ○ 月額3,300円オプション | ○ 電話・LINE・ネット予約の管理に対応 |
| Googleで予約 | ○ 対応 | ○ 対応 | 要確認 | 要確認 |
| Googleカレンダー連携 | ○ 対応。条件確認 | ○ プラス以上 | ○ 予約タイプ・プランで条件あり | 要確認 |
| 電話予約の手動登録 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 |
| スマホ管理 | ○ アプリあり。一部Web管理画面前提 | ○ アプリあり。一部Web管理画面前提 | 要確認 | ○ スマホ・タブレット・PC対応 |
| データ移行・出力 | △ 顧客CSV登録。出力は上位プラン | △ 顧客インポート・CSV出力。完全移行は要確認 | ○ CSV入出力あり | △ 顧客情報移行は確認。詳細は要確認 |
| 料金・プランの分かりやすさ | △ 機能ごとの対象プラン確認が必要 | ○ 比較的分かりやすい | △ 多機能で対象プラン確認が必要 | ○ 料金体系は比較的シンプル |
| 総合評価 | 回数券・LINEまで整えたい院向け | 予約・決済・POSをまとめたい院向け | 多機能に作り込みたい院向け | 治療院寄りの記録管理を重視する院向け |
整体院向け予約システム4サービスの選び方
ここまで4サービスを紹介しましたが、まだ迷う場合は、目的別に考えると選びやすくなります。
回数券を重視するならSTORES予約・RESERVA・からだケア
回数券を使う整体院では、販売だけでなく、残数、有効期限、消化方法まで確認しましょう。
STORES予約は、回数券・月謝の管理に強いサービスです。
RESERVAは、回数券や月額プランを含めて細かく作り込みたい場合に向いています。
からだケアは、治療院寄りの回数券管理を重視する院に合いやすいです。
Square予約にもパック機能がありますが、会計時に適用する運用に近いため、予約時に消化する回数券とは分けて考える必要があります。
STORES予約とSquare予約の違いを詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:
STORES予約とSquare予約を比較|個人サロン・美容室におすすめなのはどっち?
決済・POSまでまとめたいならSquare予約
予約と会計を別々に管理すると、あとから売上確認や顧客管理が複雑になります。
キャッシュレス決済、POSレジ、売上管理までまとめたい整体院なら、Square予約が使いやすいです。
一人院でも、現金だけでなくカード決済やタッチ決済を受け付けたい場合は、早めに確認しておくとよいでしょう。
LINE予約を重視するならSTORES予約・からだケア・リザービアを確認
LINEで予約を受けたい場合は、標準機能なのか、オプションなのか、LINE公式アカウントが必要なのかを確認しましょう。
STORES予約はLINEミニアプリ連携がありますが、対象プランや追加料金の確認が必要です。
からだケアは、電話・LINE・ネット予約の管理に対応するサービスとして見ておきたいところです。
リザービアもLINEやGoogle、クーポンサイトなど複数経路の一元管理に強いサービスです。
一方、Square予約は、今回確認した公式情報ではLINE公式アカウントとの標準的な直接連携を確認できませんでした。
カルテ・施術メモを重視するならRESERVA・からだケア・Square予約
施術内容を残したい場合は、顧客メモだけで足りるのか、画像やファイル添付が必要なのか、問診票や同意書まで必要なのかを分けて考えます。
RESERVAはカルテ機能を含めて多機能に使いたい院向け。
からだケアは施術・接客カルテを重視する院向け。
Square予約は、顧客メモやファイル添付、フォームを使いたい院向けです。
治療院専用電子カルテとしての利用可否は、サービスごとの機能や院の運用に合わせて慎重に確認する必要があります。
ベッドや個室の管理を重視するならRESERVA・Square予約・STORES予約
複数ベッドや個室がある整体院では、設備管理が重要になります。
RESERVAは部屋・備品管理に対応しています。
Square予約はプレミアムでリソース管理が使えます。
STORES予約はチーム以上で設備・備品管理に対応します。
設備を登録できることと、スタッフとベッドをどこまで厳密に同時管理できることは別です。
複数ベッドの院では、導入前に必ず確認しましょう。
無断キャンセル対策を重視するならSquare予約
無断キャンセル対策では、Square予約が分かりやすいサービスです。
カード登録、キャンセルポリシー、キャンセル料請求を使いたい場合は、プラス以上の機能と決済手数料を確認しましょう。
STORES予約やRESERVAも、事前決済やキャンセル期限などに対応しています。
仕組みはそれぞれ異なります。
「キャンセル対策あり」という言葉だけで判断せず、どのように請求・防止するのかまで見ておくと安心です。
あわせて比較したい予約システム
ここまで紹介した4サービス以外にも、整体院で比較対象になる予約システムはあります。
予約管理をとにかくシンプルに始めたいなら、Airリザーブも見ておきたいサービスです。無料から使いやすく、電話予約の手動登録やリソース管理にも対応しています。回数券や施術記録まで重視する場合は、STORES予約、RESERVA、からだケアなどとあわせて比較すると判断しやすくなります。
STORES予約とAirリザーブの違いは、以下の記事でも詳しく比較しています。
関連記事:
STORES予約とAirリザーブを比較|美容室・個人サロンにおすすめなのはどっち?
ホットペッパー、LINE、Google、電話など、複数の予約経路をまとめたい場合は、リザービアも確認しておきたいサービスです。美容サロン・治療院向けの本格的な予約管理システムで、予約経路の一元管理を重視する院に向いています。詳細料金は資料請求や問い合わせで確認する形になります。
リザービアの特徴や料金の確認方法は、以下の記事で整理しています。
関連記事:
リザービアとは?美容室・サロン向け予約システムの特徴・料金・向いている店舗を解説
予約管理に加えて、リピート率やLTVなどの経営指標まで見たい治療院では、COCKPITも比較対象になります。予約システムを初めて使う一人整体院にはやや本格的に感じる可能性がありますが、継続来院や経営分析まで重視する院では見ておきたいサービスです。
まずは、今回紹介した4サービスを中心に比較し、必要に応じてこれらのサービスも確認する流れが分かりやすいです。
整体院が予約システムを導入する前に確認したいこと
予約システムを導入する前に、いきなりサービスを選ぶのではなく、自院の運用を整理しておくことが大切です。
今の予約経路をすべて書き出す
まず、どこから予約が入っているかを書き出します。
- 電話
- LINE
- 紹介
- 既存顧客の次回予約
- 店頭での口頭予約
予約経路が多いほど、台帳が分散しやすくなります。
どの予約をシステムに集約したいのかを先に決めておきましょう。
初回・再来・回数券の運用を決める
次に、メニュー運用を整理します。
初回は何分取るのか。
再来は何分なのか。
回数券は予約時に消化したいのか。
会計時に消化したいのか。
店頭現金販売分も管理したいのか。
ここが曖昧なまま予約システムを選ぶと、あとで「思った運用と違う」となりやすいです。
先に院内ルールを決める。
そのうえでサービスを選ぶ。
この順番が大切です。
無料プランだけで足りるか確認する
無料プランは魅力的です。
一方で、整体院で重要な回数券、カルテ、設備管理、無断キャンセル対策は有料プランになることがあります。
無料かどうかより、必要な機能がどのプランで使えるか。
ここを見る必要があります。
たとえば、予約ページは無料で作れても、回数券を使った予約受付や設備管理は有料プランになるケースがあります。
「無料で使える」だけで判断しないようにしましょう。
顧客データの移行範囲を確認する
既存顧客の名前や電話番号だけでなく、予約履歴、施術メモ、画像、回数券残数まで移せるかはサービスによって異なります。
サービス選定時は、移行したいデータを先に整理しておくと確認しやすくなります。
特に、すでに紙台帳やExcel、LINEで管理している顧客が多い整体院では、移行作業も考えておく必要があります。
キャンセルポリシーを先に決める
無断キャンセル対策をするなら、システム機能だけでなく、院としてのキャンセルポリシーも必要です。
いつからキャンセル料が発生するのか。
いくら請求するのか。
初回だけ対象にするのか。
回数券予約も対象にするのか。
お客様に分かりやすく伝えられるルールにしておくことが大切です。
機能を入れれば自動でトラブルが消えるわけではありません。
予約前の説明も含めて、運用を整える必要があります。
よくある質問
整体院の予約システムは無料でも使えますか?
無料で使える予約システムはあります。
一方で、回数券、カルテ、設備管理、無断キャンセル対策などは有料プランになることがあります。
無料かどうかだけでなく、必要な機能がどのプランで使えるかを確認しましょう。
一人整体院ならどの予約システムが使いやすいですか?
回数券やLINE予約まで整えたいならSTORES予約、予約と決済をまとめたいならSquare予約、細かな設定をしたいならRESERVA、施術記録や回数券管理を重視するならからだケアが比較しやすいです。
どれが合うかは院の運用によって変わります。
回数券を管理できる予約システムはありますか?
STORES予約、RESERVA、からだケアは回数券管理を重視する整体院に向いています。
Square予約にもパック機能がありますが、予約時消化型の回数券とは運用が異なるため、使い方を確認しておくと安心です。
施術メモやカルテのように使えますか?
顧客メモ、施術記録、画像、ファイル添付などに対応するサービスはあります。
ただし、治療院専用電子カルテとして使えるかは別問題です。
この記事では「簡易的な施術メモ」「カルテ的な管理」として慎重に扱っています。
初回90分、再来45分のように予約時間を分けられますか?
多くの予約システムでは、初回用メニューと再来用メニューを分けることで対応できます。
来院回数に応じて自動でメニューが切り替わる仕組みは、サービスごとの確認が必要です。
ベッドや個室の数を超えないように予約を受けられますか?
設備管理やリソース管理に対応するサービスなら可能な場合があります。
ただし、スタッフとベッドをどこまで厳密に同時管理できるかはサービスによって異なります。
複数ベッドの院では、導入前に必ず確認しましょう。
LINE予約と予約システムは併用できますか?
併用できるサービスはあります。
ただし、LINEミニアプリ、LINE公式アカウント連携、手動登録など、仕組みはサービスごとに異なります。
LINEで受けた予約をどう台帳に反映するかまで考えて選びましょう。
無断キャンセル対策はできますか?
事前決済、キャンセル期限、リマインド、カード登録、キャンセル料請求などの機能があります。
特にSquare予約はキャンセル料請求に強いサービスです。
請求条件やキャンセルポリシーの表示は慎重に設定する必要があります。
整体院と整骨院・鍼灸院で選ぶシステムは違いますか?
違う場合があります。
整体院、整骨院、接骨院、鍼灸院は制度や保険診療の扱いが異なります。
この記事では、自費施術中心の整体院を主対象にしています。
開業前から予約システムを入れるべきですか?
開業前から無料プランで予約ページを作っておくと、メニュー設計や予約導線を確認しやすくなります。
最初から高機能な有料プランを選ぶ必要はありません。
まずは必要な機能を整理してから選びましょう。
まとめ|整体院の予約システムは「予約受付」だけで選ばない
整体院の予約システムは、ネット予約ができるだけでは不十分です。
初回と再来の時間。
回数券の残数。
施術メモ。
ベッドや個室。
無断キャンセル対策。
電話やLINEとの併用。
小さな院ほど、こうした細かい管理が日々の負担になります。
整体院の予約システムは、予約受付だけでなく、回数券、施術メモ、決済、キャンセル対策まで含めて選ぶと失敗しにくくなります。
回数券やLINE予約を重視するならSTORES予約、予約と会計をまとめたいならSquare予約から確認すると、自院に合う方向性をつかみやすいです。
最後にもう一度、選び方を整理します。
- 回数券・月謝・LINE予約まで整えたい → STORES予約
- 予約・決済・POSレジまでまとめたい → Square予約
- カルテ・設備・回数券まで細かく作り込みたい → RESERVA
- 治療院寄りの施術記録や回数券管理を重視したい → からだケア
まずは、自院で本当に必要な機能を3つに絞る。
そのうえで、無料プランや公式情報を確認する。
予約管理を整えることは、施術に集中できる時間を守ることでもあります。
整体院以外の個人サロン・美容室向けにも予約システムを比較したい場合は、以下の記事も参考にしてください。


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